【現役ライターが語る】WEBライターの平均年収と収入事情を赤裸々に解説
こんにちわ、WEBライター歴5年のケンスケです。
WEBライターについて興味を持つ中で、以下のような疑問をお持ちではありませんか。
WEBライターって平均収入いくらくらい?
自分はWEBライターで年収どれくらい稼げるだろう?
WEBライターとして稼ぐにあたり、平均でどれくらい稼げるのか、そして自分はどれくらいの収入を目指せるのかは気になりますよね。
そこで今回は、WEBライターを5年間続けているぼくが、実体験を通じて「WEBライターの収入事情」を紹介していきます。
どれくらいの収入か知りたい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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【働き方別】WEBライターの収入事情
では早速WEBライターの収入事情について紹介していきますが、WEBライターの収入は以下4つの働き方によって異なります。
正社員
アルバイト
個人事業主、フリーランス
副業(主婦、学生、サラリーマン)
初心者ライター
自分に該当する箇所をチェックしてみて下さい。
①正社員
正社員WEBライターの平均年収は360万円〜450万円ほどとされています。
大体一般的な会社員と同じくらいでしょうか。
関東圏などの都会エリアだと年収400万円以上の仕事が多いようですね。
とはいえこれは平均ですので、スキルや役職次第では上を目指すことも当然可能です。
②派遣社員、アルバイト
派遣社員、アルバイトのWEBライターの平均年収は150万〜250万円ほどかと思われます。
時給制がほとんどでしたので、どれだけ働くかによっても左右される案件ですね。
ただ、派遣・アルバイトのWEBライターの時給は1,100円〜1,500円といったものも多く、スキルがあればそれなりにコスパがいいアルバイトだとは言えます。
未経験歓迎!といった文言も多いのが特徴的ですね。
③個人事業主、フリーランス
続いて個人事業主、フリーランスWEBライターの平均年収は200万円〜300万円とされています。
収入割合200万円未満32.00%200~400万円未満26.90%400~600万円未満21.50%600~800万円未満8.20%800~1000万円未満5.50%1000万円以上3.70%
こちらは「フリーランス白書」からの引用ですが、ご覧の通り全体の5割以上が「年収200万円〜400万円」という結果になっています。
正社員WEBライターの年収より低く、実力やマーケティングが伴わないとあまり稼げない世界だと言えそうですね。
しかし割合で言うと全体の10%程度ではありますが、年収800万円〜1,000万円以上も目指すことも可能。
とにかく実力がモノをいう世界です。
税金なんかも自分でやる必要がありますが、自分のペースで進めたい方や、自己管理できる方には向いているでしょう。
④副業(主婦、学生、サラリーマン)
続いて、副業WEBライターの平均年収は30万円〜120万円ほどだと思われます。
月収でいうと月に2万円〜10万円換算ですね。
副業は人によって着手できる時間が異なるため、人によって大きくバラツキが出るのが特徴。
報酬体系によっても1時間あたりで稼げる金額は人によって様々でしょう。
ちなみにぼくの場合は「文字単価2~4円程度」で案件を受けています。4,000文字の記事を納品したら8,000円〜16,000円の報酬が発生する計算です。
そしてその記事を2時間で終えたとすれば、時給換算で4,000円〜8,000円となります。
このように、単価と労働時間によって収入が決まるので、副業でWEBライティングをする際の目安としてみてください。
⑤初心者ライター
最後に、初心者WEBライターの平均年収は5〜11万円ほどかと思われます。
これは月収換算で、月に1万円以下の計算です。
というのも、月に1万円安定して稼げるなら「初心者WEBライター」では無いと思ったので。
スキルに乏しく、収入や案件が不安定な場合は、年収換算でこれくらいの金額になるのでは無いでしょうか。
逆にいえば、年収換算で12万円以上なら「初心者」ではないとぼくは思います!
文字単価0.5円〜1円とかの案件なら、クラウドソーシングで結構獲得できるはず。
初めのうちは実績や経験を積む必要もあるので、ガンガン案件をこなしていきましょう。
そのうちより高単価な案件にステップアップできるタイミングが来るので、そこで月1~2万円の壁を越えれば完璧です。
とはいえ、ずーっと激安案件を大量にこなすのは、時間がもったいなさすぎるのでNGです。
ある程度経験を積んでいるのにもかかわらず、時給換算で「時給1,000円」を下回っている場合は、あまり効率が良いとは言えません。
と、このように「時給1,000円」と「月収1~2万円」が初心者ライターの1つの目安になるかなと思います。
最初の収入目標として、ぜひ参考にしてみてください。
WEBライターの報酬体系は主に4パターン
平均年収はわかったけど、具体的な収入体系はどんな感じ?
1記事書いたらいくらもらえる計算?
このような疑問にお答えするべく、WEBライターの報酬体系を4つ紹介します。
①月給
WEBライターの報酬体系①は「月給」です。
主に正社員WEBライターの報酬体系ですが、クラウドソーシングなんかでも稀に月給での契約があります。
月給制のメリット、デメリットは以下の通り。
メリット
安定した報酬がもらえる
同じ人たちとの業務量が増えるので、複数案件を抱えるよりコミュニケーションが楽
デメリット
「文字単価、時給単価換算したらそんな稼げていない」ケースがある
コミット時間がそれだけ増えるので、人や環境が悪いと地獄
案件内容や人によって大きく異なりますが、総じて「安定した報酬で安心したい」といった人には向いていると思います。
探せば「月5万円で5記事とSEO戦略の立案」とかのちっちゃめな月給案件もあります。
②時給
WEBライターの報酬体系②は「時給」です。
時給はアルバイト、派遣、クラウドソーシングでの案件にありがちな収入体系ですね。
記事を書くのにかかった時間で給料が決定され、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
「やった分」のお金がもらえるので納得感がある
あまり筆が乗らない場合でも、かかった時間に応じて報酬が貰える
デメリット
素早く仕事をするほど時間(時給)が減るため、逆に損する
時給は1,000円〜1,500円程度なので、大きくは稼ぎにくい
時給制だと、記事をダラダラ書いた方がお金が多く貰えるという矛盾が発生します。
例えば2,000文字の記事を書いてほしいという依頼。
同じ内容の記事なら短い時間で書き上げた方が優秀なはずなのに、ダラダラ時間をかけて納品した方が時給は多く貰えるんですよ。
(おかしい)
とはいえ時間をかけすぎるとクライアントからの信頼は失いますし、自分の中でも怠け癖が生まれます。
しかも時給だと1,000円〜1,500円くらいの案件が多いので、月1~2万円の壁を越えるために10時間ほど働かなくてはいけません。
なんというか、ぼく的には「う〜ん…」ってなる報酬体系ですね。
③文字単価
WEBライターの報酬体系③は「文字単価」。
文字単価とは要するに「1文字いくら」で記事を買い取ってもらう報酬体系ですね。
例えば、文字単価2円で2,000文字の記事を書いたら、報酬は4,000円です。
ぼくを始めとした多くのWEBライターさんはこの「文字単価」でお金を貰っていると思います。
メリット・デメリットは以下の通り。
メリット
記事を素早く書けば効率良く稼げる
「時給」「月給」より単価交渉しやすく、収入を上げやすい
書いた文字数がちゃんと報酬に反映される
デメリット
計算ミスしないように文字数を計算するのが面倒
記事を書くのが遅い人はあまり稼げない
文字単価のいいところは、記事を書くスピードを高めれば収入アップにつながる点です。
しかし逆に、文字単価が低かったり、記事を書くのが遅かったりする場合は収入が著しく低くなってしまうのも注意。
文字単価1円、1,000文字の記事を書く場合に、4時間かけていたとしたら時給は250円です。。
これを踏まえ、文字単価で仕事を請け負う場合は、「文字単価を上げる」「記事を書くスピードを高める」ことがカギとなります。
④記事単価
WEBライターの報酬体系④は「記事単価」。
こちらは文字単価と似ていて、「1記事いくら」で買い取ってもらう報酬体系ですね。
そんな記事単価のメリット、デメリットは以下の通り。
メリット
文字をいちいち数えなくてもいい
記事を素早く書けば効率良く稼げる
「時給」「月給」より単価交渉しやすく、収入を上げやすい
デメリット
文字数を超過した場合でも、記事の単価は変わらない
記事を書くのが遅い人はあまり稼げない
文字数が超過した場合でも記事単価が変わらないという点がデメリットですが、文字数を数えなくていいので楽ではあります。
なお、単価以外に記事を書くスピードによって報酬が上限するという点は記事単価と共通の特徴です。
文字単価より若干ラフな報酬体系といったイメージですね。
「計算とかいちいち面倒だなあ」「効率良く記事を納品したいなあ」といった方に向いていると思います。
以上、報酬体系は4つ。
総合的なメリットデメリットを踏まえて、ぼくは「文字単価」を推します。
Webライターとしての収入を高める方法
WEBライターの収入事情を紹介しましたが、やっぱり少しでも多くお金を稼ぎたいという方は多いはず。
そんな向上心がある方のために、WEBライターとして収入を高める方法を5つ紹介していきます。
①単価を上げる
WEBライターとしての収入を高めるためには、まず「単価を上げる」ことが大事。
例えば、文字単価1円から2円、記事単価4,000円から8,000円になれば、稼げる金額は倍になります。
稼げるライターとそうでないライターは「単価」の違いが1つ大きなポイントですので、単価を高めるよう意識してみてください。
単価を高める方法はいくつかありまして、
クライアントに単価交渉をする
予算があるクライアントを選ぶようにする
スキルや付加価値を高める
この辺りを意識すると、単価は徐々に上がってくるかと思います。
スキルがあるのは前提として、ある程度信頼関係ができてきたクライアントには単価交渉を持ちかけててもいいでしょう。
その際はただお願いするだけでなく、1ヶ月の納品数を増やすとか、サムネイル無料作成するとかのメリットも併せて提示するのがポイントです。
②効率を上げる
続いて、効率を上げることによって、WEBライターの収入を高めることが可能です。
これは主に「文字単価」「記事単価」の場合の話ですが、記事執筆にかける時間を短縮すれば、それだけ1時間で稼げる金額がアップします。
効率は結構重要で、
文字単価2円で、1時間に2,000文字かけます(時給4,000円)
文字単価1円だけど、1時間に5,000文字かけます(時給5,000円)
この2人だと、文字単価1円の人の方が時給は高いんですよね。
これを踏まえ、記事を書くスピードも高めていくよう意識しましょう。
③スキルを高める
スキルを高めることも収入アップに重要な要素。
具体的なスキルとしては、以下が挙げられます。
ライティングスキル:文章力、記事を書くスピード
リサーチスキル:情報収集能力
SEOスキル:検索で上位表示、クライアントへの知識提供
コミュニケーションスキル:クライアントへの提案、交渉
仕事獲得能力:営業力、提案力、マーケティング力
この5つの熟練度次第で単価アップが見込めたり、記事作成のスピードが高まり、結果的に収入が高まっていきます。
逆に言えば、収入が低い場合は「自分にどの能力が足りないか」を考え、ピンポイントでスキルを磨いていくのがおすすめ。
「ライターとして成長!」というと結構抽象的ですので、具体的な目標設定をしてスキルを高めていきましょう。
④付加価値を持つ
4つ目に、WEBライターとしての付加価値を持つことも収入アップに大事な要素です。
というのも、割とWEBライターって色々な人がいるので、「あなたにお願いする理由」がないと依頼って来ないんですよね。
じゃあどんな付加価値が必要なのか、以下に述べました。
サムネイル無料で作成しますよ!
誰よりも早く即レスしますよ!
記事は遅くとも3日以内に納品します!
〇〇のジャンルなら誰よりも詳しいです!
記事を書くのは当たり前として、「プラスaでどんな価値があるの?」というところを示せると、仕事が貰いやすくなります。
付加価値次第では人気ライターになれるので、単価アップもどんどんしていけるでしょう。
⑤受託以外の副業を行う
最後に、WEBライターとして収入を大幅に上げる方法を紹介します。
それはズバリ、自分で事業を立ち上げるということです。
事業というと仰々しい印象を受けますが、要するに以下のような副業を行えばOK。
自分でブログやアフィリエイトメディアを立ち上げる
Brainやnoteで有料書籍を販売する
SNS運用をする
WEBライターで培ったライティングスキル、SEOスキルなんかを活かせば、この辺で収益化していくことが可能です。
noteやブログなんかはちゃんとした記事を書けば、勝手にお金稼いでくれるんですね。
WEBライターとして収入を高めていきたいのであれば、ぜひ自分で「事業」を作るチャレンジをしてみましょう。
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