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効率的なSalesforce認定Pardotスペシャリストの勉強/合格方法|難易度も
Salesforceでは業務レベルを証明するために様々な資格があります。MAツールのPardotを使っている方が取得を目指すのが、「Salesforce認定Pardotスペシャリスト」。
Pardotのリード獲得、ナーチャリング、パスまでの管理方法や、Sales Cloudとの連携など、Pardotを一通り使いこなせる事を証明できる資格です。
試験の専門性が高く、日本語も多少クセがある状態ですが、ポイントを押さえて勉強すれば合格することができます。
勉強方法はSalesforceの方に伝授してもらい、試験のポイントを重点的に押さえることで、私自身一夜漬けで合格できました。実体験をもとに認定Pardotスペシャリストの勉強方法をご紹介します。
試験の出題方法と試験当日の流れ
まずSalesforceの試験で言われている「日本語がおかしいのでは?」という噂について、完璧な日本語では無いものの理解できる範囲なので安心してください。
また、過去問は「〇〇の場合どうすればよいですか?」という問題に対して3つ答えを選ばなければいけなかったり難易度が非常に高いですが、実際のテストは「3つ選択」と明記されているので安心してください。
また、実際の試験は試験を受けにテストセンターに行きます。パソコンでクリックしながら問題を問いていく形式になります。単式問題はラジオボタン、複式はチェックボタンなのでいくつ選べばよいのかわかりやすくなっています。
試験時間ですが、90分あります。ただ、60分くらいで時間があまり途中退出で終わらせるくらい余裕が出るかと思います。自信の無い方はもう一度問いて、問題を覚える時間に使うのも良いでしょう。
最後に合格発表ですが、パソコン上で試験を終了するとその場で合否が出ます。
試験範囲と出題割合を把握する
Salesforceの試験では事前に試験範囲と出題割合が発表されています。
こちらのページから調べることができるので事前に把握しましょう。
Pardotの試験は実践的な内容を求められます。全く触ったことない状態で暗記しても問題を解くことは難しいです。
配点の高いフォーム、プロスペクト管理、Engagement Studioを重点的に勉強し、問題に対してどの様な作業をすればよいかイメージできるようになればOkです。
プロスペクトの概念を理解する
まず試験にはビジター/プロスペクトを中心に話が始まります。この2つの違い、切り替わるタイミング、マージされるタイミングは押さえましょう。
・キャンペーンタグが仕込まれているページを踏んだらビジターに登録される
・フォームを通過しメールアドレスを取得することでプロスペクトに変換される
・ページアクションなどの完了イベントはビジター時には発火しない(その後プロスペクトに変換されても、履歴は残るがアクションは発火しない)
プロスペクトへのアクション方法を理解する
プロスペクトに対して、ルール、オートメーションルール、リスト、Engagement studio など、たくさんのアクション実行手段があります。それぞれ何ができてどの時に使用するか覚えましょう。
問題では「どちらでもできるが、この場合はふさわしくない」など、最適解を求める場合があります。そのルールは自動で繰り返されたいか、複雑なロジックをもたせたいかなど、要件にあった手段を選べる状態にしましょう。
各機能の詳細はTrailheadで学ぶことができます。
Engagement Studioは発火タイミングが重要
出題範囲の最後Engagement Studioについては、発火タイミングの問題が多く出題されます。
フロー実行中に除外リストに入った場合、除外された後復活した場合などの挙動はしっかりと覚えておきましょう。
・途中で追加した処理は、直前にいるプロスペクトから適用される
・処理対象の直前に除外リストに入った場合は、そこで一時中断される
・メールは送信直前の状態を見て送られる
・除外リストから復活した場合、前回止まった箇所から再開される
一通り覚えたらあとはひたすら過去問。答え以外の項目も理解する
一通り勉強したら覚えるまで暗記するのではなく、すぐに問題を解きましょう。どの様なケースで問題が出題されるのか、イメージが湧きます。
また、ハズレの選択肢についても「なぜそれがハズレなのか」を理解しましょう。
過去問は個人のサイトに落ちているのでこちらを利用すればOK。たまに日本語や選択の仕方がおかしい問題がありますが、その場合は流れで覚えれば大丈夫です。この過去問が一通り解けるようになれば普通に合格できます。
最後にニッチな範囲を覚える
一通り過去問を解けるようになったら、Salesforceとの連携や権限設定周りなど細かい範囲を覚えます。
よく出るのは以下の内容です。
・PardotとSalesforceの同期タイミング
・同期の為のマッピング設定方法
・ゴミ箱に入れたプロスペクトや処理の復活方法
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以上で効率的に勉強、合格する方法をご紹介しました。これから受ける方はぜひ参考にしてください!
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