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先行者の真実
K.S.R.C ResearchReport FileNo.200201
オリジナル公開日 2002/2/7 報告
報告者:Ken-chang
一世を風靡した先行者。
日本では笑いのタネにされている先行者だが、その実体は驚愕のロボットであった。
まさに、中国の威信をかけたと呼ぶに相応しいこの先行者についてリサーチをお届けする。
まずは最大の特徴でもある二足歩行から見てみることにしよう。
写真をご覧頂きたい。
![](https://assets.st-note.com/img/1650159582161-cXC5Zu7gwd.jpg)
ご覧のように先行者は非常にスリムな構造となっている。
ホンダのASIMOが約100Kgの重量なのに対し、先行者は約20Kgという軽量ボディなのである。
このスリムなボディと見た目ゆえに、(今までインターネット上で公開されていた写真では)本当に歩くことが出来るのかさえも疑わしいと言わざるを得ない印象を与えていた先行者であるが、なんと実際に二足歩行ができるのである。
しかも、写真でもお分かりのように、平坦な場所だけではなく段差をも乗り越えることが出来るのである。
昇ることが出来る段差は40mmから50mmというから、普通の階段の二分の一から三分の一程度の階段なら昇ることが可能と言うことになる。
人間が利用する上ではこれ以上無いくらいの不自由な高さ故、ほとんど存在しないであろう階段をも上ることが出来るのだ。
中国の技術の奥深さが伺える。
また、先行者にはホンダのASIMOやSONYのSDRとは決定的に異なる点がある。
それは、会話能力である。
先行者は非常に簡単な会話なら出来るという。
その上、目をつぶることも可能なのだ。
人間がコミュニケーションを取る場合、言語によるコミュニケーションよりも身振り手振りや表情を重要視するように、先行者も目をつぶると言うことで表情でコミュニケーションを取ることが出来るのである。
あのファニーフェースからは想像もできない能力である。
実はあの顔のデザインは、相手を油断させす一つのアプローチに過ぎないのだ。
顔や見た目で油断させ隙をつく。
非常に恐ろしい作戦だ。
人間の心理を巧みに付いている。
さすがは中国だ。
西のポーカー、東の麻雀と言われるように、相手との駆け引きを楽しむゲームを生んだ国だけのことはある。
中国がその威信をかけた先行者。
その潜在能力は計り知れない。
いつの日か、軍事用途に応用されることは確実だ。
もし、戦場で先行者に出会ったら、これ以上ない恐怖を感じることだろう。
<解説>
![](https://assets.st-note.com/img/1650159606141-kzTybrdfT0.jpg)