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カジャグーグー殺人事件!〜アメリカン・ホラー・ストーリー1984

以前FaceBookにだけ書いた投稿を加筆し、まとめ直しました。
「アメリカン・ホラー・ストーリー」というタイトルのドラマはずっとあるらしいんですが、ぼくが見たことあるのはスピンオフ的な?この作品。

「アメリカンホラーストーリー1984」という、2019年のTVドラマで、80年代を舞台にした作品。
ホラーが苦手なぼくも、これは楽しく見れた。
「ワンダーウーマン1984」より、よっぽど80年代を再現しようとがんばっているよ。80年代のヒット曲もふんだんにかかる。

後半、カジャグーグーが殺される話があってw これがリマール役の人。
いかつくて、全然似てないw しかも殺される。

1984年夏、アメリカ西海岸の若者たちがキャンプ場の監視員のアルバイトに行きます。時代背景の描き方もちゃんとしてて、ロス五輪の話題も出てくる。

キャンプ場は実は1970年に殺人事件があった場所で、その呪いを解くために新しく明るくオープンさせる、といいつつ、やっぱり開場直前に殺人事件が起こってしまい、主人公の女の子は殺人鬼サタンに狙われます。

このサタンが、ビリー・アイドルの大ファンというのが、最後までネタになってるんですが、結局ビリー本人も、ソックリさんも特に出てこないじゃん?

で、1〜5話までが1984年の大量殺人事件を描いた、80年代ホラーらしい、スプラッターな感じだけど、だいたい夜中ばっかりに殺人が起こるので、画面がずーっと暗くて見づらいなあ〜と思ってたら、6話になると、5年後、1989年に時代が飛んで、画面が明るく昼間の展開が多くなる。なんか途中で脚本変えたな〜って感じ。

ここで再びキャンプ場を明るく再生するために、音楽フェスが企画される!

画像のチラシ参照。

ヘッドライナーは、ビリー・アイドルで、以下、

フロック・オブ・シーガルズ(ヒット曲「アイラン」←映画「ラ・ラ・ランド」にも出てくる曲)

ベリンダ・カーライル&ゴーゴーズ(ソロと表記が分けられている)

デビー・ギブソン

デキシー・ミッドナイト・ランナーズ(ヒット曲「カモン・アイリーン」)

カジャ・グーグー

メン・ウイズ・ザ・ハット(ヒット曲「セーフティ・ダンス」)

リック・スプリングフィールド(ヒット曲「ジェシー・ガール」)

ポール・シェイファー(この人だけ知らない。SNLにレギュラーで出てたらしい)

トニー・バジル(「ミッキー」の)

トンプソン・ツインズ

ゲイリー・ニューマン

というメンツ。

1989年なのに、これは? と思っていると

「ビリー以外は、どうせ一発屋ばかりだ」なとというセリフがあるw
ひどい! 数曲はヒットした人もおるやろ!

↑ 殺人鬼サタン。ハンサム。

「ビリーはピカソのような芸術家だ」などともw

(現実でも2000年代後半に、リワインド80sという、こういう80年代に活躍した人たちを集めたフェスが流行った時期があったね)

そして最初に現場に到着した、カジャ・グーグーに主催者の女が「ネバーエンディング・ストーリーは歌うの?」と聞くと「あれはソロだからバンドではやらない」とかいうセリフもあったw(現実には2000年代の再結成で、バンドでも演奏したけど!)
リマールより、ベースのニックのほうが似てたね。

で、いきなりカジャ・グーグーが、惨殺されてしまうんですが。

このあと到着する人たちも、次々に殺されていくのかな〜、と楽しみにしてたら、音楽祭はアッサリ、中止になってしまうのです。

ええ〜。。。

実は黒幕のキャンプ場を支配する女!

なんか「ウルトラマン」で、怪獣酋長ジェロニモンが「60匹の怪獣を復活させるようです」とか言って、実際にはテレスドンとドラコしか出てこなかったときを思い出させるガッカリ。

ま、ネタバレはしませんが、最終回は現代、2019年まで進んで、なんかホラーでもない、ほのぼのしたイイ話になって終わってしまいます。むりやり辻褄を合わせようとして収拾がつかなくなったのに強引にまとめた感。

まあ、ぜひに、とオススメもしませんが、興味のある人は、話のタネにこういうドラマもあったよ、と覚えておくとよいかもです。

いろんな配信に入ってるようなので、見たい人は検索してみてください! アマプラはやや高かったのでリンク貼りませんw 1話ずつ別なら、6話と7話だけ見ればじゅうぶんかもしれません!

dTV Youtube にもあるよ。料金はそんな変わらない。吹替版と字幕があるね。

ま、最初はFOXチャンネルで放送してたので、スカパーやJCOMが見れる環境の人は再放送が録画できる日まで待ってもいいかもしんないけど〜。


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