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昭和世代のための洋楽カラオケ講座! 第16回 「ネバーエンディング・ストーリー」
カラオケ講座、半年ぶりの更新ですけど!
今回は、このコラムの続きです! ↓
トイロのココロ「アーティスト活動ですから!」
で、2025年2月16日(日)お昼の12時から!
下北沢フラワーズロフト「テクノエレガンス・スペシャル」
というイベントに出演して、ステージで披露するべく、現在練習中なの!
リマールの「ネバーエンディング・ストーリー」を!
テクノエレガンスでは毎回、誰でも知ってる懐かしのテクノの名曲をカバーしてまして
2024年2月のVOL.1では、バグルス「ラジオスターの悲劇」を!
この曲に関しても、1年前に、noteにまとめてましたね!
2024年7月のVOL.2では、クイーン「ラジオ・ガ・ガ」を、ライブエイドバージョンで!
クイーンとライブエイドに関しては、この過去noteでも繰り返し取り上げているのでおなじみですね!
さて「ネバーエンディング・ストーリー」ですけど
名作映画(1983)の主題歌として、これも誰でも知ってる名曲!
映画と離れて、リマールさんが歌ってるMVもあります
しかし、リマールと歌ってる女性は誰なんでしょう?
ネバーエンディング・ストーリーは男女デュオなのに、なぜリマールのソロ名義になってるのかな? て、みんな疑問ですよね 。
PVに出てる女性はマンディ・ニュートンという、当時リマールのツアーでコーラスをやってて、テレビ番組でも一緒に歌ってる(口パク)映像もたくさん残ってる。たぶんライブでは生で歌ってたんでしょう
でもレコードは、ベス・アンダーソンという歌手が歌ってたそうで、しかも録音はリマールと別に録ってて、会ってもないらしい
だからクレジットされてないのだ!
そいで10年前くらいに、おじさんになったリマールが歌ってる動画で、
一緒に歌ってる女性を見て、ああマンディさんが成長したのかな?
と思ったら、この人はティア・カレルという女優さんらしい。
ややこしいの〜
ちなみにカジャ・グーグーが再結成したときは、ベースのニック・ベッグスが女性のパートを歌ってたそうです
よかったら、カジャ・グーグーについて書いた、こちらもお読みください!
お待たせしました、そいで、いよいよカラオケの話題ですけど、この話のキモは歌詞の問題です
それは1番の女性ボーカルの部分なんですけど、最初、ぼくがYoutubeのカラオケ動画で見た歌詞はこうなってました
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で、歌のパートナーである星澤美緒ちゃんに、歌詞カード作って渡したんですけど、スタジオ入って練習してるうちに、
「あれ? けんそうさん、ココ、歌詞が違ってるみたいなんですよ!」
て言われた
「そうなの?」って、リマール公式が配信してるオリジナル・カラオケの動画を見ると
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"Given in the light" の部分が、" I'm Hidden in the line" になっている!
美緒ちゃんが「やっぱり、Hidden in the line が正しいらしい、って、Yahoo知恵袋に書いてありました!」というので、読んでみた
なるほど! ひるがえって、うちにあったオリジナル発売時のシングル盤の歌詞を見たら、やっぱ Hidden in the line で合ってた!
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恐ろしいわ〜、ネット社会の落とし穴じゃわ〜(大げさ)
自分世代の名曲として思い入れを持って選曲したはずなのに、若い世代に誤りを指摘されるとは!(ありがち)
で、原曲を聴いてると女性ボーカルのパートも、リマールが下の声を歌ってハモリにはなってるんですが、うまく合わなかったらはずかしいので、実際カラオケ屋で女性とデュオできたら、ココは女性だけにまかせたほうがよいと思いますね!
逆に「あああ〜 あああ〜 あああ〜」の部分は、レコードでは女性ひとりみたいなんですが、ココは合わせて厚みをつけたほうがよいと思います!
むしろ、ココがサビのつもりで!
で、歌い方は、どうしても英語をハッキリ発音しようと、力が入りがちにはまさに映画に出てくる、あのファルコンに乗って空を飛んでるイメージで、どっか漂うような浮遊感、ふんわり感を出して行こう、
特に女性パートは、映画に出てくる幼いプリンセスの表情を思い浮かべて、儚さまで感じさせるように!
まあ洋楽全般にありがちですが、韻を踏んでる歌詞は似たような単語で、歌ってるうち、どのフレーズが1番か2番か3番か、わかんなくなって、慣れるほど間違えやすいので、そこも気をつけよう〜
カラオケ屋では、まずDAMのほう(ビッグエコー系列)ですが
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通常バージョンでは、女性ボーカルの部分が最初から薄めに入ってます
まあ男性ひとりで歌うときは、こっちで下のほうを歌うのがよいですかね。
下のニッポングリッシュ・バージョンは、カタカナルビがより発音に近い表記になってるやつで「ジス」が「ズィース」になったりする
オケの音も違ってて、こちらは女性ボーカルの部分も空いてるので、デュエットしてもらおう! ま、女性部分もがんばって男ひとりでも歌うかだな! まあ女性同士で歌ってもよいですが〜。
さてJOYSOUNDのほうですが、やっぱり女性ボーカルが最初から入ってました。DAMより厚めかな~。
しかし、あの女性ボーカル部分も、ちょっと食い気味に入るから、続けて歌うの自体、ひとりでは難しさはあるよな〜。
音質的にはテクノ系のオケって、バージョンによる違いは、それほど感じないですよね。
最後に「ネバーエンディング・ストーリー」というと「日本語版ありますよね? 羽賀研二の!」て言われることが多くなりましたよね、近年になって。
今は落ちぶれた怪しい芸能人イメージですが、当時はアイドルだったんよね。
しかし、このカバーはなんなんだろう? 歌詞の内容も訳詞ではなく、映画とまったく関係ないし、歌詞の分量も譜割りと合ってなくて、メロディが余るよ! 「ど〜んな、お前だってかまわな〜いさ」とか
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なんで、この企画が通ったのか! 正直ヒドイ!
しかし、ここんとこ、和モノDJイベントのネタとして、フロアでかなりウケてるんだよね〜
昔オリジナルとともに聴いた、という人も割といて、けっして無視はできない〜かも・・
実はこの日本語バージョンも、カラオケに入ってます! DAMのほうに!
(JOYには入ってないみたい)
歌ってください! けっしておすすめはしませんが、歌えるよ!
じゃまた!