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ぼくのライブエイド研究8(2022改訂版)
※ 2022年10月25日(追っ記ー追っ記ー)
Top Of The Pops | 1984 | Christmas Day Spectacular
すいません、この動画がアガってたのを見逃してました! イギリスの伝統的歌番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」の、1984年クリスマス特番?
長年、伝説になってて見たことなかった「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」のテレビバージョン。
正直、こっちのほうが翌年ライブエイドで歌われたバージョンより豪華でオリジナルに近かったんだよね〜。まあ、口パクなんですが! メンツが揃ってることが大事。
順序を確認してみますね。
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ちょっと後半、モブで写ってる人たちが確認しきれてないので、また後で思いついたら更新します! みんなも確認して!
※ 2022年10月25日(追っ記ー追っ記ー)
Mixiのコメントから、saltyrockさんに「途中ギター持って出てくるヒッピーみたいな人は、ニールと言って、コメディアンだけどアルバムも出してる人。バッド・ニューズってバンドで、ボヘミアン・ラプソディをヘビメタで演奏。」といただきました。ありがとうございます。34:48秒くらいから出てくる人ですかね。
これか〜。こんなのもあるんですね。
ぼくは知りませんでした! 勉強になる〜。。
以下の本文は昨年更新のままです ↓
ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマスの呪い!
この連載の第1〜2回では「ウィ・アー・ザ・ワールド」のオリジナルレコーディング版と、実際にライブエイドで歌われたバージョンの違いについて徹底解明しましたが、その際に「比較的、イギリスの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」のほうは、レコーディングと変わらないメンバーで」と申しましたが、けっこうわからない部分もたくさんあることに気づきました! みんな助けて! わかるとこあったら教えてください!
不勉強ですいません。本来、こうしたコラムは調べ上げた結果「こうなりました」という状態にならないと書いてはいけないものだと思いますが、ま、ネットのいいところとして、共助、みんなで教えあいながら、という良さがありますよね! なんかネット上は教え魔が多いらしいじゃないか。おれんとこへ来い!
ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマスの「オレ」
てことで、まず1984年12月3日にリリースされた「ドゥゼイ」のオリジナルレコーディング版を振り返ってみましょう。レコーディングは1984年11月25日に、ロンドンのサーム・ウェスト・スタジオでレコーディングされました。
この、youtubeに公式がアゲてるのではないPV。画質を良くしてくれて、しかも出演メンバーのとこに親切なテロップがついてて、だいたい誰が誰だかわかるようになってる! どなたが存じませんが、ありがとうございます。
しかし、ぼくは名前テロップがついてない人のぶんまで、できれば知っておきたい! ので、全カット分けて、映ってる人を全部書き出して表を作ってみました。歌ってる映像の部分には色をつけて。名前がわからない人が映ってるカットには赤い枠をつけてあります。
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◎ 1:51 へんのデュランデュランのサイモン・ル・ボンの横にいる人は誰かな? ペンを持ってるから単に記者かな? とも思うけど、バンド関係の人でしたっけ?
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◎ その次のカット、右の女性はライブエイドのバックステージ映像にもたびたび映る、ゲルドフの奥さんポーラ・イエーツ(2:35くらいに自分の赤ちゃんも連れている)だと思いますが、彼女にチューしてるのは、その前のカットでギターを弾いてるスパンダー・バレエのゲイリー・ケンプでいいんだよね?
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◎ 2:43 のスティングの向かって左後ろにいる人もわかんないんだけど!
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◎ その次のカットの右からジョン・テイラー、ゲイリー・ケンプ、の横の人は? ゲルドフかな? 手前の手はジョン・モスだけど。
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◎ その次のカットの、黒ずくめで、少女にサインしてる人もよく見えない! 誰だろう?
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以上5人、みなさんご教授よろしくお願いします。ぼくもがんばります。
■ ちなみに「ドゥゼイ」のレコーディングドキュメント、当時はNHKで放送され、VHSやレーザーディスクでも発売されました。DVD化もされたけど、今は廃盤みたいですね。
これは字幕はないけど、いちおうフルで、いい画質で見れるね。
これは2004年にイギリスのチャンネル4で、振り返ったドキュメントのようです。ドイツ語字幕が付いちゃってる。ドイツで放映されたものか? イギリス版もアガってるけど、こっちは4つに分けられている。
これはBBCで、2015年くらいに振り返ったドキュメントのようです。ライブエイドまで話が至らず、レコードだけを語る番組もけっこうあったんだね〜。
これは2018年のゲルドフとミッジの対談で、最後にライブエイドの振り返りまで出てくる。みんな一緒に年を取ったね〜、て感じ。
そして、ライブエイド版の「ドゥゼイ」もあらためて見よう!
ロンドン、ウェンブリー・スタジアム。ポールの「レット・イット・ビー」が終わって、いよいよイギリス側の出演者のみなさんがぞろぞろと出てくる! イギリス時間は夜10時、アメリカは夕方5時。日本では朝の6時50分くらいでした〜。
コレが公式の映像 ↓
そしてコレは非公式だけど、公式より絵も音もキレイだし、カット割りが違う! アングルもいい。↓
こっちをマスターにしてもよかったのでは? フィルムって書いてあるけど、誰がなぜ撮影してたんですかね? 他のアーティストも撮ってあるのかな? 誰か教えて!
いちおうライブエイド版も、表を作ってみたよ。非公式動画のほうでしか見れないカットの表記に(非)をつけたよ。
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◎ まず、イントロからオケにピアノの音が乗ってるんですが、手前のグランドピアノに誰か触ってる形跡が見えないんですよね〜。奥のほうでキーボードがあって誰か弾いてるのか? ドラムはポリスのスチュアート・コープランドが叩いてるそうなんだけど、映らないよね〜。
◎ 歌い出しはデヴィッド・ボウイですが、元々ここはレコーディングのときボウイに歌ってほしかったとこだけど、スケジュールの都合で来れなかったそうで、だからオリジナルではポール・ヤングが一人で長めに歌ってたのか。つて、この大事なフィナーレにポール・ヤングが残ってないじゃん。なんで? 謎ですね。協調性がないよ! また理由が判明したら書き換えます。
◎ 公式だと1:35くらい、非公式だと1:10くらい、どちらも画面にスティングが映ってるんですが、別の人のソロが聞こえる。これはスパンダー・バレエのトニー・ハードリーなのかな?
◎ わかりづらいのが、わかったとこでは、この写真のスティングの左に並んでるのは、第6回で説明した、解散したと勘違いされて出演オファー受けず、あわてて来たビッグ・カントリーのメンバー。(途中テレビ中継でコメントはしてた)左からスチュアート・アダムソン、ブルース・ワトソン、トニー・バトラー。(非)
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◎ このライブ・バージョンの一番の謎キャラ、ゲルドフに手招きされて出てきて、このボノに抱かれてる人、ヘレナ・スプリングスさんですが、当日、デヴィッド・ボウイのステージでコーラスをやってた人です。
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といっても、ボウイに長年付いてたワケではなく「ビギナーズ」のサントラと、ミック・ジャガーとのデュオ「ダンシング・イン・ザ・ストリート」のシングルのレコーディングだけやって、ついでにライブエイドも出た、だけらしい。ソロ歌手としても何枚か出してるけど、そんなに成功はしてない。でもスタジオセッションでは売れっ子で、スター達はみんな知ってる感じがうかがえます。
◎ 最後に挨拶するイギリス側プロデューサーのハーヴェイ・ゴールドスミスさん。後ろの、ぼんやり顔のフレディの赤いランニング、ポールのはしゃぎぶりもいいね。(非)
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な感じで、まだまだ研究は続きます!
次回は「ウィ・アー・ザ・ワールド」のほうを生む、きっかけになった「アメリカン・ミュージック・アワード」(アウォードのほうがいい?)を追求することにします!
2021年6月8日 かとうけんそう
■ ぼくより詳しい方がいらっしゃったら、間違いの訂正、情報提供、あらたな補足ください! いつでもフィードバックして、また文章を修正・追記します!