ぼくのライブエイド研究１０
小ネタ特集でちょっと息抜き
1985年7月13日、ライブエイド本番終わりの、アメリカ側の楽屋で撮ったと思われる良い写真じゃよね。なんかディランがマドンナといちゃついてる感じがグーじゃね。
ライブエイドといえばペプシコーラですね！
ペプシと言っても、この80年代のロゴじゃないと、雰囲気が出ない。
渕正信と大仁田厚も「そうだそうだ」と言っています。
これを入手するにはどうしたら？ 検索していると、e-bayには出てました。
4000円くらい？ そんなにプレミア付きというほど高くない。しかし30年以上たった骨董品だから、紙コップが劣化して色あせているぽい。そこがビンテージなんだろうけど、リアルタイムでは新品だったわけだから、新品の雰囲気がほしいよ。
しょうがない、自分で作るか〜と今度はロゴを検索してみた。すぐ見つかった。Adobe Illrustratorのデータです。
これをpdfにして出力してみると、妙にカクカクしてプリントされた。やっぱjpegに変換してプリントしたほうがいいみたい。
そのままプリントすると色が濃すぎる。若干イエローが足りない感じ？
自分で色調整して、画面上で黄色足しすぎかな？ と思えるくらいで、仕上がりはちょうどよかった。
紙コップの大きいサイズはなかなか売ってないんだけど、島忠で見つけました。白いのがなかった〜。どうせ上から紙を貼るから、プリントつきのでもいいね。
ロゴだけプリントして、まっすぐ貼り付けても、紙コップは傾斜があるので曲がってしまいます。先にコップの傾斜角を測って、線を引いて、その角度に切ってから貼るとうまくいきますよ。（下の赤は自分で描き足した）
できた〜。これもフレディ気分（フィル・コリンズも）を味わうためのマストアイテムですね！
部屋全体をライブエイドの間にしてみる。
してみました。
これで24時間、フレディ・マーキュリーごっこができるよ！
ひとりきりのコンサート・イン・マイ・ルーム。誰に聴かせるのか、君の愛を。。
ライブエイドのロゴも、検索すれば出てきますので。
A4で出力して、A0（最大の大きさ）に拡大コピーしてもらいます。
東十条の文具屋さん「たがみ」で、1枚450円でした。（ぼくが検索した中では最安）
まあ壁紙というには若干小さいですが。
これで、部屋が汚れても大丈夫！
コーヒー、カレー、ジュースがはねた跡がついても、貼り替えればいいんだから！
後で部屋を出るとき、部屋のクリーニング代でモメる要素が減る！
賃貸マンション・アパートに住む者のライフハックですね！
まあ何年も貼っているとテープの跡も残るから、定期的に貼り替えたほうがいいだろうね。（もはやライブエイド関係ない
・2021年7月30日追記
ぼくの部屋大公開！ てことで、
— かとうけんそう (@kenso1978) July 27, 2021
ライブエイドの間を動画にもしてみたよ！
これもうなんだかわかんねえな！ https://t.co/C3LY57eMsW pic.twitter.com/E28CIPS2rH
それいけ! ゴールドバーグ家
私としたことが、こんなドラマがあるとは今まで知りませんでした。
不勉強ですいません。アメリカのテレビドラマで、1980年代を舞台したホームコメディが、2013年から放送中なんだそうです。あのライブエイドの生中継もやったABCテレビで。現在シーズン８を放送中なんだそうです。８年目。
詳しくレビューしてる方のnoteも貼っておきます。
そして日本でも2019年からTOKYO・MXテレビで放送してたらしい。今のとこシーズン５まで。いや、最初は動画配信のHuluで2014年くらいからやってて、Huluが打ち切りになってから、その後DTVで配信するようになって、それも打ち切りになり、もうどこでも見れないみたい。
で、私が気になったのは登場人物が、ライブエイドに行こうとするシーンがあるということ。その部分だけyoutubeにアガってました。
ま、思いのほか雑な作りだけど、いいね！ 当時の生中継をやった本家ABCが作ってるのにライブエイド映像の画質悪し。
ちなみにこれはシーズン４の第３話「ジョージ・グラス作戦！」のオープニングらしい。
各話のサブタイトルを見ていると
「僕らだってグーニーズ」「私たちのウィー・アー・ザ・ワールド」「アル・ヤンコビックの教え」「我が家のスティーヴン・キング」「兄貴のときめきサイエンス」「スターウォーズＶＳスタートレック」など、80sオタクっぽさが満開な感じがする。
そして、ここに出てくる一家のおじいちゃん役で、この連載の４回目でも説明した、アメリカABC地上波放送でのライブエイド生中継の司会をやってたジョージ・シーガルさんが出演してたみたい！ シーガルさん自身は2021年の3月に亡くなられたようです。RIP.
まあ、そのうち、どっかのCSチャンネルでやるかもしれんけど、日本語版が見れないうちは、youtubeに上がってる英語版をチラ見してみよう〜。
クロスビー、スティルス＆ナッシュは、
ライブエイドで、かなりがんばってた！
◎ 当時ライブエイドを会場で生で見てた人の感想を見ると、後の文献では、当日は、ジョーンバエズもCSNもディランも、フォーク勢はエレキバンドのセットチェンジ間に緞帳の前で演奏する感じで、ウケもいまいちだった、と書いてあるものが多いんだけど、今映像で見直したら、かなり歓声もあって、客席も一緒に合唱しているじゃないか。よかったね。当事者さえアテにはならないな！
このときCSN（クロスビー、スティルス＆ナッシュ）で朝の11時12分から11時28分まで、3曲＝16分演奏していて、
7時間半後の18時6分から、ニールヤングがソロバンドで5曲=21分演奏しているんですが
その2時間後、20時39分、最初の出番から9時間半後に、CSN&Y（クロスビー、スティルス、ナッシュ＆ヤング）として
2曲＝6分、演奏している。計43分か〜。
ヤングとしては27分、ヤング以外は22分になるか。
けっこう出番長かったほうですよね。
ナッシュさんだけはラストのウイ・アー・ザ・ワールドにも残っていた。
10時間もの待ち時間も、楽屋が楽しかったんだろうな〜。
ネットで拾った当時の非公式ポスターには、この写真のように
まるでニールヤングがヘッドライナーのようなものもあります。
さらにがんばったのは・・
◎ 出番の長さで言うとホール＆オーツのバックバンドもがんばりました。
21時50分から、ホール＆オーツで2曲、テンプテーションズとのコラボで4曲で合わせて22分。
そのままのセットで22時15分から、ミックジャガーのソロ、ティナターナーとのコラボのバックも努め、5曲＝20分。合計42分も演奏している。
ウィ・アー・ザ・ワールドもやってたと思われるのでプラス8分で合計50分か〜！ 演奏も安定していて、ほんとにうまかった。
しかし！ なんといっても一番出番が多かったのは、もちろんフィル・コリンズです。
イギリスのステージで、15時半くらいから、ソロで自分のヒット曲を2曲、ピアノの弾き語りで歌った後、スティングとコラボで合計5曲＝22分、15時47分まで。のあと、会場からヘリで空港へ向かう。
ロンドンの空港から飛び立つ様子（この映像はアメリカ到着後に、後から差し込まれた）と、20時25分くらいにコンコルド（飛行機）の中から電話と、
アメリカ時間17時39分（イギリス時間22時39分）アメリカの空港に到着した様子（カーズの「ユー・マイト・シンク」の演奏中。（2分15秒くらいから
カーズ終わりで会場に向かうヘリに乗る様子）などで、中継映像では5分くらい費やし、
19時半（イギリス24時半）にはアメリカJFKスタジアムのステージに立ち、エリック・クラプトンのバンドでゲスト・ドラム（これは当時、普段のツアーにも参加していたから慣れたもの）、3曲＝17分
クラプトン終わりですぐに20時（イギリス朝1時）からは、ソロでまたピアノの弾き語りで、2曲（ロンドンと同じ曲）歌って10分
そして20時10分、みずからMCでレッド・ツェッペリンを呼び込みの、ゲスト・ドラムとして参加で3曲＝22分 20時32分（イギリス1時32分）まで！
合計出演してた時間だけで80分くらい。しかも飛行機とヘリでの大陸横断大移動まで入れて10時間くらいかけて、すべてをこなした！
しかし、そこまでがんばっても「ライブエイドといえばクイーン」になってしまうのも、気の毒じゃよね〜。本来ミスター・ライブエイドと言われてしかるべき、と本人も思ったろう。だいたいクイーンが演奏してる時間は、フィルはもうアメリカ行きの飛行機に乗ってたから、どんなにクイーンがウケてたかも知らないわけだよね。レコードでは自分がドラム担当した「ドゥゼイ」にも参加できず。たぶん疲れちゃって「ウィ・アー・ザ・ワールド」にも出られなかったんだろう。
しかもツェッペリンの演奏ではドラムが下手だった、とか視聴者に叩かれ、ジミー・ペイジにも悪く言われたりして。かわいそうじゃ。これも本人がツェッペリンやりたがった説と、本人はやる気なかったけど頼まれた説があるんだが、どうかな〜？
フィル・コリンズ目線だけのライブエイド・ドキュメント、いや再現ドラマ映画も作ってあげればええのに、と思うね〜。それこそ「against all odds」というタイトルで！
エルトンとコーラ
昔のドキュメント映像を見ていたら、ライブエイドの時にバックステージでフレディと談笑するエルトン・ジョンの手に、白のダイエットコークの缶が見えた。ペプシがスポンサーのイベントなのに〜。。
でも、エルトンがやせたとこは見たこと無いので、やっぱりカロリーゼロ飲料に効果はないんじゃないか？
しかし、70歳近くになってもまだ元気にステージやってるというから、コーラがカラダに悪い、ということでもないのか？
つって、昔のロックを研究しながらコーラばっかり気になる、おれもどうかしてるね！
これは何かウラがあるんじゃないかと思ってググってたら、やっぱりエルトンはダイエットコークのCMに出演してることがわかったんだけど！ CMに出たのはライブエイドより後だった。もともとコーラ好きだったのでオファーがあったのかな。。
おれは見たおぼえないんだけど、日本でもオンエアされたのかな？ 他にポーラ・アブドゥルとコラボしたバージョンもあったね。
まあCMやってても、実際にその商品を熱心に愛用するタレントは少ないというけど、エルトンは感心だね！
って、さらにググったら、コカ・コーラのCMに出たのは90年代初頭だけど、最近になってペプシに寝返っていたよ。数年前ペプシのCMに出てた。童話の悪い王様の役で！ すごいぜいたくな、金のかかった映像だね。
朝のお茶の間ワイドショー80s
2021年3月、20年続いた小倉さんの「とくダネ！」が終わって、ちょっと寂しい。その前の「ど〜なってるの？」から、けっこう見てた。まあ、最近ほとんど見てなかったけど。小倉さんの洋楽通ぶった、知ったかぶりも、ピントがハズれてた部分もあったけど、まあまあよかった。キース・エマーソンが亡くなったときに追悼コメント出したのって、地上波ワイドショーでは小倉さんくらいじゃなかったかね。
そして「とくダネ！」はオープニングテーマが常に80年代洋楽だったのも、よかったな〜。
さすがライブエイド生中継をやってくれたフジテレビだ！ ちょっとwikiで調べてみた。最初は、
1999年4月1日～2003年3月28日「Veronica」（エルヴィス・コステロ）
だったよね〜。続いて
2003年3月31日～2005年9月30日「Shout To The Top!」（スタイル・カウンシル）2004年10月1日まではUSA Remix版を使用していた。「この時期のみエンディング曲が異なり「My Ever Changing Moods」（スタイル・カウンシル）を使用」
だったんですって。へえ〜。wiki詳しい！ 続いて
2005年10月3日～2007年9月28日「Don't Get Me Wrong」（プリテンダーズ）
なるほど、ここまで3組ともライブエイド出演者じゃないか！ そして
2007年10月1日～2009年3月27日「We Built This City」（スターシップ）
この連載で何度も言及してるように、スターシップのグレース・スリックも、ライブエイドの中継司会や、ステージ前説に出演してたし！ そいで
2009年3月30日～2011年3月25日「Invisible Touch」（ジェネシス）
フィル・コリンズの在籍したバンド、ジェネシスですよ！ 当時すでにフィルのソロとバンドの曲が区別つかないくらい、どっちもポップだった80年代中期の。いや〜、ここまで10年、ライブエイド世代向けだったね。
2011年3月28日～2012年3月30日「Heaven Is A Place On Earth」（ベリンダ・カーライル）
はっ。この曲も80sの超ヒットだけど、ライブエイドより後のリリースだったわ！ ベリンダは、ゴーゴーズのボーカルでもあるけど、ゴーゴーズ時代のヒットだけでもライブエイド出てもよかったのに、出てなかったわ〜。。
2012年4月2日～2012年9月28日「あの娘にアタック」（ビリー・ジョエル）
この連載の5回目でも説明しましたが、ビリーも出てないわ〜。でも「ウィ・アー・ザ・ワールド」には参加してるから、よしとするか〜。。
2012年10月1日～2014年3月21日「Tubthumping」（チャンバワンバ）
ついに、もはや80sでなくなってしまった。。いい曲ですが。そいで、この後はオープニングも最新のインスト曲とかになってくんだよね。だから、おれが見なくなったんだよ！
まあ朝のワイドショーを見る層が、もはや80s懐かし世代から、さらに若返っていった証拠なのかもね！
でも「とくダネ！」が終わるのが決まって、最終回近くになったら、上記のテーマ曲が毎日日替わりで歴史をたどるようにBGMに使われてたんだよね〜。スタッフの心意気が伝わった。
◎ ちなみにライバルである日テレ、加藤浩次の「スッキリ」も最初、番組の始まったころのオープニングはジャーニーだった！
2007年1月29日 - 2015年3月27日：ジャーニー「Any Way You Want It」
なんと8年間も。邦題「お気に召すまま」を！ 「ウィ・アー・ザ・ワールド」にも参加してたスティーブ・ペリーのジャーニーですよ。まあライブエイドの頃はもうソロに専念しはじめてたからなあ。
そういえば「スッキリ」は、スティングが来日すると、よくゲストに来るね。「とくダネ！」も、来日洋楽ゲストをかなり呼んでたけど、やっぱ「スッキリ」のほうが、いろんなゲスト来てるかな〜。。
しかし「スッキリ」も「とくダネ！」も、wikiの調べぶりがすごい。誰が書いてるんだろう。よほどの知識人に違いない。尊敬します。
◎ てな感じで、今後は、何か思いついたら、この小ネタページに追記して行こうと思う！
◎ そして次回はいよいよ感動の最終回です！ 今年になってから、36年めにして発見した、誰も知らないライブエイド最大の謎に挑む！
7月13日のライブエイド記念日にアップしようと思います。お楽しみに！
2021年7月10日 かとうけんそう
■ ぼくより詳しい方がいらっしゃったら、間違いの訂正、情報提供、あらたな補足ください！ いつでもフィードバックして、また文章を修正・追記します！