とある電気主任技術者(電験三種)の一日の流れ
こんにちは!建職バンクです。
2021年も残すところあと3日、今年最後の投稿は「電気主任技術者の一日の流れ」についてです📖
ぜひ最後までご覧ください🙇♀️
電験三種を保有していると就職できる業界
①ビルメンテナンス業界
病院、ホテル、高層ビル、マンション、大型商業施設などの大規模施設での電気設備のメンテナンスをします。ビルメンテナンス業界において重要な資格に「ビルメン三種の神器」と呼ばれるものがありますが、電験三種はこのうちの一つです。つまり電気主任技術者の有資格者はビルメンテナンス業界において欠かせない存在です。
②電気保安業界
高圧の電気を受電する施設は、電気保安の責任者として電気主任技術者を置かなければいけないことが電気事業法で定められています。
そこで、自社で設置していない企業は外部から電気主任技術者が出向き、月次点検及び年次点検を行います。月次点検では各機器に異常がないか等をチェックし、年次点検では電気設備を停止させ試験を行います。
③プラント業界
プラントは生産設備のことを指します。つまりプラント業界とは、大型生産設備の建設及び点検などに携わる企業のことです。
ここで電気主任技術者は、交通インフラや産業廃棄物処理といった環境インフラの保全業務やプラントの施工管理業務を担当します。
④再生可能エネルギー業界
再生可能エネルギーの具体的なものとして、太陽光発電や地熱発電、水力発電、バイオマス発電などがあります。こういった発電施設での保守や点検業務が電気主任技術者の仕事になります。
仕事内容
電気主任技術者の仕事は、電気設備の保守点検業務です。
ここで電気主任技術者が扱う電気工作物を見てみましょう。電気工作物とは一般的に、建築物に設置されている発変電・送配電設備と定義されます。
電気工作物は大きく「事業用電気工作物」と「一般用電気工作物」に分かれています。このうち電気主任技術者は前者を扱います。各電気工作物の詳細は以下の通りです。
一般用電気工作物:一般住宅や店舗など電圧が低い電気設備
自家用電気工事物:工場やビルなど
事業の用に供する電気工作物:電力会社が運用している電気供給用設備
ちなみに、一般用電気工作物は電気工事士の資格が必要です。
とある電気主任技術者の一日の流れ
最後に電気主任技術者の一日の流れを具体的にご紹介します。
点検の計画書の作成や設備の点検、電力会社との協議など、責任もあり業務内容が幅広いことが分かりますね。
まとめ
ということで今回は電気主任技術者の一日について取り上げました。
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