主任技術者と監理技術者の違いとは?
こんにちは!建職バンクです。
3度目の投稿となる本記事では、混同されやすい「主任技術者」と「監理技術者」の違いを分かりやすく、簡潔にご説明していきます!
そもそも主任技術者と監理技術者とは?
主任技術者・監理技術者は、建設工事において施工の技術上の管理を担う「まとめ役」です。
工事現場において、施工不良や不正行為の発生を防ぎ、工事に従事する者の安全を守りながら工事を進めます。
建設工事の現場では現場の工程や安全、品質等を管理する施工管理者はなくてはならない存在であり、建設業法でも工事現場には「主任技術者」または「監理技術者」を置かなければいけないと定められています。
両者の具体的な違いは?
施工管理者の資格や技術・経験が発揮できるように、建設業法では施工管理者の果たすべき役割や現場権限を「主任技術者」と「監理技術者」に分けて定めがあります。
では、具体的にどんな時に主任技術者を置き、どんな時に監理技術者を置かなければならないのでしょうか?
それは以下のように、工事規模の大きさによって決まります。
工事の請負金額が
・4000万円未満
→ 主任技術者
・4000万円以上(建築一式工事の場合は6000万円)
→ 監理技術者
※建築一式工事:大規模工事など
具体的な資格でいうと…?
具体的な資格を見てみましょう。
例えば、同じ「施工管理技士」でも以下のように違ってきます。
・ 1級施工管理技士
→ 主任技術者・監理技術者の役割を果たせる
・ 2級施工管理技士
→ 主任技術者の役割しか果たせない
まとめ
今回は「主任技術者」と「監理技術者」の違いについてご紹介しました。
主任技術者・監理技術者は建設工事において、技術上の管理を担当するまとめ役であり、両者の違いは工事規模の違いということが分かりました。
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