電気通信主任技術者の年収
こんにちは!建職バンクです。
今日は電気通信設備の工事を取り扱う「電気通信主任技術者」の年収についてご紹介します。
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電気通信主任技術者の仕事内容
電気通信主任技術者は、電気通信ネットワークの工事や維持・運用を担う監督責任者としての役割があり、国家資格です。
電気通信主任技術者試験を実施する一般財団法人「日本データ通信協会」は以下のように定めています。
電気通信事業者は、その事業用電気通信設備を、総務省令で定める技術基準に適合するよう、自主的に維持するために、電気通信主任技術者を選任し、電気通信設備の工事、維持及び運用の監督にあたらなければならない。電気通信主任技術者の選任は、原則として、事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごととなる。
具体的な仕事内容は以下が挙げられます。
・無線LANシステムや高速通信の通信設備の建設工事・維持・運用の責任者
・無線機据付や調整、試験運転などの監督業務
・電波測定、調査、分析、エリア分析などの業務
・ワイヤレス通信品質の最適化・移動体通信交換システムの運用
・回線ジャンパーなどの電気通信工事の監督
・ラック設置、サーバー実装作業
電気通信主任技術者の資格の受験者は、NECやNTTなど電話会社に勤務する人であることが多く、就職先にもネットワーク事業部や情報通信部などの部署などが挙げられます。
資格保有のメリット
資格を保有し、現場での経験を積むことで電気通信に関する技術力と知識量を向上させることができます。
また。電気通信主任技術者の職場となりうる電話会社、無線会社、電気通信会社、家電メーカーなどでの転職の際は資格保持が有利に働くこともあるそうです。その中には、資格手当が月額1万円の企業もあります。
資格の難易度と需要
電気通信主任技術者の試験は以下の4科目です。
法規:暗記科目のため初学者でも学びやすい
設備及び設備管理:出題内容が実務レベルのため、特に難しい
専門的能力:数学の知識を問われることがある
電気通信システム:出題範囲が広く難易度が高い
電気通信主任技術者の資格取得はやや難しいことがわかります。しかし、 資格保有者は多くないため、資格を取得してしまえば重宝されることは間違いないでしょう。
電気通信主任技術者の年収
掲載されている求人の年収は385万円〜652万円でした。
電気通信主任技術者の平均年収は519万円となります。
まとめ
今回は「電気通信主任技術者」について取り上げました!
いかがでしたでしょうか?
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