ビルメン上位資格「三種の神器」とは?
こんにちは!建職バンクです。
前回の投稿では、設備管理の仕事内容や年収について取り上げました。
今回はそんなビルメンの三種の神器と言われている上位資格についてご紹介していきます!
ビルメン上位資格「三種の神器」とは?
ビルメン「三種の神器」とは以下の資格のことを指します。
・エネルギー管理士
・建築物衛生管理技術者(ビル管理士)
・第三種電気主任技術者(電験3種)
これらは難易度が高く、企業からの引き合いの強い資格群です。
一つずつ見てみましょう。
エネルギー管理士
エネルギーの使用の合理化等に関する法律(通称:省エネ法)は、規定量以上のエネルギーを使用する工場や病院、学校などにはエネルギー管理者を置く必要があると定めています。
そういった施設にて省エネを推進する役割を持っているのがエネルギー管理士です。
昨今は省エネ化が重要視されているため、エネ管には重要な責務があり、企業側からの引き合いが強いでしょう。
<仕事内容>
・エネルギーを消費する設備の維持
・エネルギーの使用の方法の改善及び監視
・その他経済産業省令で定める業務の管理
ビル内のエネルギー(熱と電力)について省エネの観点から管理するエネルギー管理士はビルメンテナンスにとって必要不可欠とも言える資格です。
建築物衛生管理技術者(ビル管理士)
建築物の環境衛生の維持管理に関する監督などを行う国家資格です。
建築物衛生法によると、面積3000m²以上(学校については8000m²以上)の特定建築物において選任義務があります。
住人やテナントの快適な生活環境を提供するという点で非常に重要な役割です。
<仕事内容>
・建築物の維持管理計画立案
・維持管理業務を実施
・測定及び検査の実施とその評価
・是正措置
このように、法律で指定された特定建築物についての環境衛生管理業務の上流工程から下流工程までを行います。
具体的には空調調和設備管理や給水設備の管理があります。
第三種電気主任技術者(電験3種)
第三種電気主任技術者は電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができる資格です。
<仕事内容>
・電気工作物の運用
・保守管理業務
・作業員の統括的なマネジメント
ビルメン「三種の神器」は優遇されるの?
ビルメン上位資格をとると年収などの待遇面が上がるとされています。
また資格手当も厚く(月2万の資格手当発生など)、上位資格を取得するとキャリアアップにつながる可能性があるとされます。
実際に、ビルメン上位資格保持者への求人情報全80件のうち、多数の求人情報が年収550万円を提示していました。
また、求人情報の中には年収最大800万として提示する求人情報もあり、ビルメン上位資格は年収アップにつながっているというのは事実であることが分かります。
最後に
・ビルメンの「三種の神器」はエネルギー管理士、建築物衛生管理技術者、第三種電気主任技術者
・これらの資格は年収アップに繋がる
・多数の求人で年収550万円!年収800万円の事例も!
建職バンクでは設備管理の求人を多数取り扱っています。
少しでも気になる方は以下から求人を覗いてみて下さい!