【第二種電気工事士】筆記試験について
こんにちは!建職バンクです。
今回は年々需要が高まっている電気工事士の筆記試験についてまとめたものをご紹介していきます。
取り上げる電気工事士には第一種と第二種の二つの区分があり、電気に関する国家資格である電気主任技術者(通称:電験)の試験に比べて、合格難易度が比較的低くなっています。
試験は筆記試験と技能試験の二つから構成されています。
筆記試験について
筆記試験の基本的な情報は以下の通りです。
合格の目安は30問以上正解することです。
第二種電気工事士の試験には、科目ごとの足切りがないため、60%以上の正答率であればほぼ確実に合格できるといえるでしょう。
筆記試験の結果はインターネットで確認できる他、合否に関係なく受験者本人の住所宛にはがきで結果が送られてきます。
合格発表日は受験日からおよそ一ヶ月後です。
筆記試験免除の条件
以下の条件に当てはまる人は筆記試験が免除され、技能試験から受験することができます。
免除申請時に必要な書類などはこちらからご覧いただけます。
ちなみに、筆記試験免除者は非免除者よりも合格率が高くなっています。
科目別の出題範囲とポイント
これから初めて試験を受けるという方、2回目以降の受験だという方のために全7科目別の出題に関するポイントを以下に取り上げました。
有益になる情報もあると思います。
サラッとでもいいので、最後まで目を通してみてください👀
1. 電気に関する基礎理論
電流・電圧・抵抗では、オームの法則の完全理解は必須で、電気の抵抗を求める問題や電熱器・加熱器計算問題が頻出となっています。
その他にも、右ネジの法則やフレミング左手の法則など、電気に関する法則を用いた問題が多数でますので、しっかりと頭に入れておきましょう。
2. 配電理論及び配線設計
毎年のように分岐回路の種類と電線の大きさの関係、コンセントの定格電流の問題が出題されています。
3. 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
電線の種類と用途・名称と記号などが出題され、中でも線に関する問題が頻出となっています。
金属管工事、合成樹脂管工事に必要な材料と工具の問題も出題されやすいです。
4. 電気工事の施工方法
頻出範囲は、金属管切断後の作業で使用する工具の使用順序、金属管の取り扱いに関する問題です。
5. 一般用電気工作物の検査方法
竣工検査の手順を問う問題や電線相互間などの測定方法に関する問題がよく出されます。
6. 配線図
図記号は一般配線の図記号、照明器具の図記号などの図記号が出題されやすいですが、しっかりと暗記すれば対策できます。
7. 一般電気工作物の保安に関する法令
備えつけなければならない測定器の種類、特定電気用品の具体例に関する問題が頻出で、電気工事士の義務に関する問題も重要です。
最後に
今回は、第二種電気工事士の筆記試験問題に関するポイントを紹介しました。
第二種電気工事士の筆記試験は、配線図問題が全体の40%を占め、配点が高いです。こういった問題の傾向をしっかりと理解しながら勉強することは、合格への近道になるでしょう。
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