管工事施工管理技士について
こんにちは、建職バンクです👷♀️
今週の記事は、「管工事施工管理技士」についてです。
具体的な仕事内容、年収、この資格を取るメリットなどをご紹介していきます✨
管工事施工管理技士とは?
国土交通大臣指定機関が管轄する国家資格で、1級と2級があります。
配管工事に関する工程管理、安全管理、品質管理などの施工管理を行います。
配管工事とはどのような工事かは以下の通りです。
・冷暖房設備工事
冷房や暖房などで室内を適切な温度に調節する設備の工事のことです。
エアコンの室外機、室内機の設置や配管配線工事などがあります。
・空調設備工事
温度、湿度、気流を最適に調節する設備の工事です。
具体的には、空調設備の設置や古くなった設備の交換作業、点検などを行います。
・ガス配管工事
都市ガスの工事とプロパンガスの工事の2種類があります。
・水道管工事
給水管引込工事、屋内配管工事、下水道排水設備工事などを指します。
・ダクト工事
空調からの空気が流れる空調ダクトや空気の入れ換えのために設置する換気ダクトなど、気体を運ぶ管に関する工事です。
混同されやすい工事との比較
・水道施設工事
公共施設(下水処理場など)で行う配管工事が水道施設工事に対して、管工事は一般住宅での配管工事のことを言います。
・清掃施設工事
排水処理設備は管工事、集塵設備(排ガスの浄化など大気汚染を防止する目的の装置)の場合は機械器具設置工事に区分されます。
管工事施工管理技士の年収
1級:400〜700万円
2級:300〜600万円
それぞれの資格保有者の平均年収はこちらです。
2級に比べて1級の方が携われる業務の幅が広い、資格手当が多くもらえるといったこともあり平均年収が高くなっています。
管工事施工管理技士の資格を取得するメリット
① 主任技術者・監理技術者になることができる
1級:主任技術者・監理技術者
2級:主任技術者
建築業法によって、すべての工事現場で設置が義務付けられている技術者であるため活躍の場が広がります。
② 就職・転職に有利
管工事は特に生活との密接度が高く、多くの場で必要とされる一方で、管工事施工管理技士の資格保有者はそこまで多くありません。
そのため転職する際には有利になるのではないでしょうか。
最後に
以上、管工事施工管理技士に関するまとめでした。
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