黒崎

某デベロッパー設計士

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最近の記事

野球場が感動を生む理由

最近野球場に行くのにハマっています。 テレビとはまた違うところが各球場、各球団であり、野球場に行くとそこが生み出す風景、雰囲気に感動します。 特に球場に入った瞬間、選手がホームランを売った瞬間は格別でこの感動を何度でも感じたくなる。 自分でこの感動を産み出せないか? そんなことを考えて野球観戦をシーンごとに要素分解して、解析してみました。 目次 ①中に入るまでのシークエンス ②テレビ上との対比 ③応援の渦に巻き込まれる ④自分でこの感動の装置を転用し産み出せるのか

    • 田舎のパン屋が見つけた腐る経済【自分用メモ】

      忙しく働かされる原理資本主義の構造に問題がある。利潤を生むためには交換価値のあるものの単価を上げるか、労働力を上げるかという選択肢がある。経営者が手っ取り早く利潤を生むためには労働時間を上げればよい。 商品の交換価値をあげるために、分かりやすいのは労働を平準化して交換価値を推測するしかないので、労働時間をあげている。 労働者の労働力も商品であり、交換価値をもっている。これを資本家は買う。これが給料であり、労働者には元気で毎日働いてもらわなくてはいけない。そのために給料がある。

      • 不動産プランナー流建築リノベーション【自分用メモ】

        不動産プランナーとは相談→調査→企画→設計→内装→施工→募集→管理、を一貫して関わる。 設計、施工など専門的なところは専門業者を選定してまかせる。 アッドスパイスのフィーが発生する場所は企画、募集、管理でありここが専門。(管理費は一般賃貸の相場が3-5%なのにたいし、4倍の報酬をとっている。シェア物件や複合物件は入居者間でトラブル解決やイベント企画といったコミュニティ管理をするため。) 岸本千佳さんにとってリノベーションとは「オーナーの困りごとに寄り添うことや、時代ににあった

        • 青森県立美術館の多様的単調性

          お盆休みに青森県立美術館にいったのでレポート ファサードは単調な白の低層美術館といった印象 周囲は運動公園のようになっていて唯一ある白い美術館は低層なこともあり馴染むようで、違和感をつくりだしてる。 この美術館は設計は青木淳氏。 詳しい建物のことに関しては引用します。 ホームページにもある青森県立美術館のコンセプトのテキストです。 青森県立美術館は、隣の「三内丸山縄文遺跡」の発掘現場から着想を得て、設計されました。発掘現場のトレンチ(壕)のように、地面が幾何学的に切

          森山邸のシステムとクリエイティブな生活

          西沢立衛設計の森山邸に住んでいる先輩に誘われランチ&見学会をしてきました。 分散型共同住宅で一棟につき一住戸あります。 東京の都心のなかでは珍しく庭が広く窓が大きい! ※内部の写真は、載せられないので外部のみになります < まずはシステム的なおもしろさ > 図面を見ると、用途は不可分。文筆など行わずに各住戸を浴室、書斎など1つの住宅を分散したような申請方法を行っていました。 ※ちなみに一つの敷地に対して建築は1つしか計画できません。 森山さんに実際にお話をお伺い

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          町にひらくシェアプレイス三鷹の予想

          東京の三鷹にリビタ、成瀬猪熊さんたちがてがけるシェアハウスがオープンするので見学にいってきました。 駅から11分のところにある元JRの社宅でをシェアハウスにリノベーションしています。 シェアハウスといっても112部屋の個室があり、トイレ、キッチン、シャワーは共有のマンモスシェアマンションといった形です。 コンセプトは「まちにひらく」ここ最近流行っている単語なんだけど、共同住宅がまちにひらくというのはソフト面が重要になるので、不特定の人が住む共同住宅では難しいかなという

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          文化のにおいがする町

          東京は住みにくいし環境もよくない。 滋賀ではそう言われてきた。 実際東京に来て思ったのが ここには文化のにおいがするということ。 といっても町を見ても建物は高すぎるし 古民家もないし どこにこのにおいの元があるのだろう。 原因が渋谷の奥を歩いているときにふと分かった。 東京は道があってから建物があるむやみに建物のために道を切り開いていない これだけの理由だけど、町の文化のにおいがする。 歩いていて楽しいと感じる。 町の文化のにおいがする場所は居心地が意外と

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