マジックキャッスルとは
こんにちは、こんばんは、おはようございます、天城です。
今日は、僕がお世話になっているマジックキャッスルについて書こうかなと思います。
マジックキャッスル
まず初めに、マジックキャッスル(The Magic Castle)とはアメリカ・ロサンゼルスはハリウッドに建つ完全会員制のナイトクラブです。建物自体は1909年に設立され、その後ラーセンファミリーによって1963年1月2日の午後5時にマジックキャッスルとしてオープンしました(参照)。
名前の通り、外観はこのように「お城」のような作りになっています。かっこいいですよね...
中に入ると、まずは受付に通されます。ですが、そこから先に続くドアや道は一見見当たりません。でも実は...まあ、ここはちょっと実際に見ていただきたいのであえて言わないでおきます(笑)。まあとにかく、何かが起こります。
マジックキャッスルにはショールームはもちろん、バーやレストラン、マジシャン専用の図書館などが揃っています。なので、時間の許す限り何時間でもマジックキャッスルを満喫する事ができます。
会員
マジックキャッスルは会員制のクラブです。そのためキャッスルに入るためには会員であるか、または会員からの招待がないと入れません。会員にもいくつか種類があって、まあいわゆるマジシャン会員か観客会員かという物です。マジックをする側なのか見る側なのかで、会員制度が変わっています。
ちなみに僕はまだ成人ではないので、マジックキャッスルのジュニアマジシャン会員です。ジュニア会員の主な活動・イベントとしては月に一回のミーティングと、あとは週末のブランチアワーに実際にお客様の前でショーをして働くという物です。
オーディション
ジュニア会員になるために、僕はオーディションを2017年の3月に受けました。オーディション内容は、「何でもいいから5分間演技をしろ」です。もちろん細かいルール(火気厳禁など)はありますが、もっとも覚えていかないといけないことは5分というタイムリミットを1秒でも超えてしまったら即失格という事です。そのため、たとえどれだけいい演技をしても、タイムオーバーで落とされることは普通にあります。
最近はどうかわかりませんが、僕が受けた時は合格率は4割ほどだったと思います。僕の時は約50人がオーディションをして、そのうち20数人がメンバーになりました。中にはもうすでに7回もオーディションに落ちている子などもいて、まあそうそう簡単にメンバーになれるわけではないという事ですね。
僕の場合は幸い一発で合格できたのですが、めちゃめちゃ緊張していたのを覚えています...(笑)。だって、「名前呼ばれたらこのカーテンを出て、そしたらステージは君のものだから」と言われたのはいいものの、いざ赤幕から出てみたら現ジュニアメンバーの人が5、60人ほどズラーっと席に座って待ってたんですもの。
「審査員5人だけとかじゃねえのかよ...」って思ったのを覚えています(笑)。
Facebookに合格通知が届いた時の写真が残っていたので、もしよろしければぜひ。
ショー
ジュニア会員に受かったとしても、ショーができるようになるにはもう一つオーディションがあります。それはもう本当そのまま20分くらいの演技を準備して見せてくれという物です。僕はそれで3回くらい落ちましたね。やはりお客様からお金を取ってショーを見てもらうというだけあって、こっちの方が会員になるオーディションより厳しかったと思います。
何度かオーディションを受けたのち2019年の6月にようやくOKが出て、そこからはコロナになってキャッスルが閉まるまでほぼ毎週ブランチアワーにショーをしました。
ちなみにこれは僕がマジックキャッスルで初めて働いた日の写真です。
2019年7月にはFuture Stars Weekという選ばれたジュニアのパフォーマーだけが特別にその一週間は夜にショーができるという物にも選ばれて、最初の3日間ショーをしました。
普段のブランチアワーでブッキングをされたら、その日は1日に約6−7回ショーをします。基本は朝11時から夕方4時までで、とにかく一つショーが終われば即次の準備をして、お客さんを部屋に入れて、またショーをして、のくり返しです。
なかなか忙しいのですが、そのおかげでめちゃめちゃ場数を踏むことはできました。なぜなら20分ほどのショーを多い時で1ヶ月30回ほどするのですから。
まあここ最近はぱったり人前でショーをする機会がなくなってきたので、感覚を忘れないようにしなきゃ...
まとめ
ざっくりとした説明ではあったんですけど、少しはマジックキャッスルって面白い場所だなぁと思ってもらえれば幸いです!今後また詳しくオーディションの時の話とか色々しようかなと思っているので、よろしくお願いします。
キャッスルも一応開いたんで、あと少ししたらまた働けるようになるかもです。
がんばります!
では、また。
天城剣心
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