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大腿義足の吸着式ソケットは座って履きます

僕は40年間、ほぼ毎朝義足を履きます。
今は珍しい熱可塑性樹脂の吸着式インナーソケットを履いています。

僕は40年間毎朝座った状態でインナーソケットを履きます。
この場合、大腿部の表側のお肉が沢山入って、後ろ側のお肉は表側よりは入りません。まっすぐ立つには少しお腹を突き出して、背中を反らす形になります。
義足を前に蹴り出すのは楽で、後ろに蹴り出すには意識が必要です。

最近、この事に気が付いて立った状態でソケットを履いてみたのですが、義足の膝が折れやすくなったので元の座って履くスタイルに戻しました。

40年間の癖ですね。

あと、ソケットを履く時、ソケット内のお肉の寄り方が毎日微妙に違うので日によって足部が少し外向きや少し内向きの日があります。
履いて歩いているとソケット内で自然とお肉がちょうど良い位置に移動してくれるので、大きな失敗以外はそのままにしています。

熱可塑性樹脂の吸着式ソケットでは無い、現在一般的に使われているシリコンライナーのソケットもありますが、履いた途端に痒くなるのでシリコンライナーは履かないようにしています。

義足生活のご紹介でした。😊

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