肢体障がい者の為の立位テニスとは
【onion newsより】
「立位テニス」とは
手や足に障がいを持つ身体障がい者が車いすではなく、立って行うテニス競技である。「車いすテニス」はパラリンピックの正式種目にもあるメジャーなパラスポーツだが、障がいによっては立ってならテニスが出来ても、車いすでは出来ない方もいる。例えば高野選手のように腕の一部が無い場合、ラケットを持ちながら車いすを操作することができないのだ。障がいがあっても立てるのなら立ってテニスをしたいと望む方もいる。しかし「立位テニス」にはこれまで交流やリハビリを目的とした福祉的領域の場に限られていた。国内外で実力を競える場が無かったのである。
車いすに乗ればパラリンピック、知的障がい者にはスペシャルオリンピックス、聴覚障がい者にはデフリンピック、とそれぞれに世界での活躍のチャンスがある。視覚障がい者にはブラインドテニスが全国障害者スポーツ大会種目となっている。
「立位テニス」もそうした競技化を望み2013年頃から世界の各地で小規模な大会が始まり、2015年から世界大会も開催されるようになった。日本では、2018年8月に一般社団法人障がい者立位テニス協会が設立され、本格的に活動を開始した。
ルールは通常のテニスと同じだが、一部のカテゴリーでコートサイズや使用球が異なるなど特別なルールもある。
https://news.onionworld.jp/news/post/75999?fbclid=IwAR0QJHDGa7VVbnl_VWvOTEVh76BLBE2RFJmz985sWSCgzJ4zOw3IGE9e6Kg