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二つの障がい者立位テニス

肢体障がい者の為の競技として立ってテニスをする立位テニスの普及発展活動をする一社)日本障がい者立位テニス協会JASTAの代表理事と

障がい者を持つ方(視覚障がい者と車いす利用者以外を対象)のリハビリテーションと健常者と障がい者の交流を目的とした福祉の立位テニスの普及発展活動をする王子グリーンテニスクラブ(東京都障害者総合スポーツセンター公認クラブ)の役員を現在務めさせて頂いております。

競技を目指す立位テニス、競技を目指さない立位テニスの両分野の必要性が障がい者立位テニスは必要とされています。

何故一緒に出来ないのか?
競技は文部科学省管轄、福祉は厚生労働省管轄の為です。
例えば福祉の団体が規約に「障がい者のリハビリテーションと障がい者と健常者の交流を目的とした…」と記載されていれば厚生労働省管轄下の公的援助が受けやすいのですが、一言でも「競技」と言う文字が規約に書かれていると公的援助の対象から外れます。
なので福祉は福祉、競技は競技となってしまう為、障がい者スポーツの普及発展はとても難しいです。

ちなみに王子グリーンテニスクラブの会員数は約40名。関東最大の障がい者立位テニスクラブです。写真はコートの利用人数制限期間の為いつもの練習参加者数より少ないです。
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