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故郷

学生最後の帰郷。中学までは一戸町。高校は盛岡。この日は、高校時代の友達と飲みの約束。IGRで胸を躍らせながら盛岡まで向かった。少し早く着いたため、当時の下宿先、その近辺を歩こうと思い付き、フラフラと散歩をした。途中で、北上川を渡る橋がある。ここは、夜になると街灯が綺麗に雪道を照らしてくれる。懐かしかったなぁ。後輩とサッカーしたり、学校行きたくなくてボーッとしながら音楽を聴いていた公園。ベンチに座った途端涙が溢れた。20分くらい止まらなかった。人がいなくて良かった。そこから適当にブラブラして気づけば待ち合わせの時間。

友人の温かさに触れながらお店に向かった。みんな生き生きしていて、「母校の教員なるかも〜」、「推しが梅水晶好きって言っててさ〜!食べてみたいんだよね〜!!」「役の台詞が覚えられない...」みんなが輝いて見えた。ずっとこの時間が続いて欲しいなぁ。と思っていた束の間、終電の時間が来てしまった。

曲を聴きながら1人寂しく電車に揺られ、GRANRODEOの「HAPPY LIFE」という曲が流れた。「幸せだって胸いっぱい叫んで、昨日の自分に笑いかけてやれ。なんだかんだ言って人を愛したいなら、明日の自分が笑いかけるだろう。」という歌詞がある。ふと考えた。昨日の自分に笑いかけたら、幸せだって言ったら、なんて返事が来るんだろう。まだ分からない。明日の自分が笑いかけてくれるのだろうか。うーん。まあゆっくり行こう。

最近は、自分の気持ちを文字に起こしたい。ストレスが溜まっているのだろうか。うーん。不安だ。
幸せだったねっていってから寝よう。

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