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おかえり、HELIAR classic

修理に出していたHELIAR classic 50mm F1.5が戻ってきた話です。

特にnoteで書いたりはしていなかったのですが、購入してから愛用していたHELIAR classic 50mm F1.5を修理に出していました。故障して使えなくなったとかではないのですが、ほんの少し絞りリングにガタつく感触が出ていました。以前にも書いていたように、気付いたら絞りリングを傷つけてしまっていたので、そのせいで少しガタついてきたのかなと少し心配に… 購入当初の感触を忘れてしまっているので最初からこうだった可能性もあるのですが、一度見てもらった方が安心かなと思い、送ってみていたのです。もしレンズをぶつけたせいでガタついているとしたら、保証期間内とはいえ有償修理になっちゃうかなと思いながらも、連絡をひとまず待ちます。

その後連絡があり、ガタつきはクリアランスの設定範囲内だけど少し調整してみますという回答をいただけたのでありがたくお願いしました。これが10月末くらいの話です。

そして本日、HELIAR classicが手元に戻ってきました。おかえりなさい!

気になる絞りリングの感触はというと… ガタつきなど一切なくめちゃくちゃヌルヌル動くようになりました。素晴らしい…!! しっかりとグリスが入っているような感触です。以前より重たい操作感にはなってしまいましたが、動かしていてとても気持ち良いです。軽く調整というような形だと思っていたので、まさかここまで手を入れていただけるとはびっくりしました。

その他特に問題がないかを確認するためにレンズを隅々まで眺めていたのですが、何か違和感を感じます。あれ?? 絞りリングの傷はどこいった??

修理後の写真。ピカピカのレンズになっている…!?
修理に出す前の写真。赤丸の部分に傷があります。

一瞬別のレンズが届いてしまったのかと思いましたが、フォーカスレバーの両面テープの跡はよく見たら残っていますし、間違いではなさそうです。とすると、絞りリングの部品自体を交換していただけている可能性が高そうです… そこまでしてもらっちゃっていいんですか!? リングだけでなくその先のレンズ先端部分に付いていた擦り傷もなくなっており、ひょっとしたらそこまで交換していただけているのかもしれません。ありがたすぎる… コシナ様…

ということで、絞りリングの操作感が改善されただけでなく傷までなくなって帰ってきてくれたのでした。予定より修理期間が2週間ほど長引き、まだかまだかと思っていましたが、ここまでしていただけたなら感謝しかありません… 大好きなレンズなので長く愛用していこうと思います。


今回はナイロン製の方のフォーカスレバーを付けてみました。

修理に出すにあたって取り外していたフォーカスレバーも再装着し、使用準備は万端です。ちょうどLeica IIIgやHELIAR 40mmを購入したばかりでそちらも非常に楽しみではありますが、それと同時に2ヶ月近くお預けを食らっていたHELIAR classicでの撮影も楽しんでいきます!




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