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2024年富士登山(須走ルート)


■富士登山に挑戦。


2024.7.24~25 富士登山に挑戦し、無事に登頂することが出来ました。須走ルートという静岡県側の登山ルートを登り、本8合目で胸付江戸屋(上江戸屋)へ1泊。翌朝、山頂へ登りました。登山経験はほとんどなく、登山の魅力を知る一つのきっかけになりました。また、Bucket Listを1つ達成しました。富士登山について興味のある方は続きをご覧くださいませ。


■須走ルートの感想。


須走口5合目(標高約2,000m)から樹林帯を通り山頂へ向かうルートで、様々な植物や景色との出会いがあり楽しい道のりでした。合目毎にトイレ・飲料品の販売があり安心して登れますし、比較的登山者が少ないルートという事で快適に登山を楽しめました。登りの地面はゴツゴツした岩が多く、下りはほとんど砂利の斜面。登りは酸素濃度が低くなるにつれてキツくなりますが、下りの砂利の斜面はまた違ったキツさがあり攻略するまでは大変です。1泊2日の登山旅程は、初日に山小屋(上江戸屋)に宿泊するため本8合目を目指し約5時間半で到着(11:10発→16:40着)→ 朝1:30起床 → 山頂を目指し2:15出発 → 渋滞している中4:00頃に山頂到着 → 4:30頃ご来光 → 山頂一周し8:00頃下山開始 → 11:00頃須走口5合目到着 という流れでした。時間は掛かりましたが、楽しさ故にあっという間だったな~と今でも思います。


■高山病になった?


恐らく軽めの高山病を発症していて、高めの心拍数と軽い偏頭痛であまり寝付けなかった覚えがあります。翌朝山頂へ向かう道中、9合目付近でその症状は治まりました。寝付けない中、周りからは酸素缶を吸っている音がちらほら聞こえてきたので、軽い高山病になる方は割りといるのかな~という印象を受けました。私が行った高山病対策は、道中で休憩・水分補給・軽食等でのエネルギー補給を小まめにする事、5合目に1時間程滞在してから登山開始する事です。高山病リスクを低減させるには、ソフト面の対策が鍵になると身をもって感じました。


■山小屋の様子は?


上江戸屋(胸付江戸屋)には16:40頃に到着し、既に夕食をとっている方々がいました。到着後荷物を部屋に移動させ、すぐに夕食という流れでとてもスムーズでした。就寝スペースは個室(個室を予約)、既に寝ている方がいる様子でしたのでなるべく静かに過ごしました。宿泊者は日本人と外国人が5:5くらいの比率で、皆さんマナー良く過ごしていて、トイレは宿泊者なら100円で利用可能、とても綺麗に整備されています。歯磨きに関しては、外の岩場に口をすすいだ水を捨てて下さいと指示を受けました。初めての山小屋宿泊のため比較対象がありませんが、総合的に見てとても良い山小屋でした。


■山頂の雰囲気は?


清々しい表情の方から疲れた表情の方までいて様々な気持ちを感じました。各ルートからの登山客が合わさる山頂は活気のある様子で、山小屋や神社等の人が集まる場所はとても賑やかでした。御来光の際は風が吹く中気温が0~2℃と凍える寒さでしたが、皆さん揃って御来光を見ていました。その後、山頂を一周しながら神社で御朱印を頂いたり日本最高峰の富士山剣ヶ峰(記念碑)を訪れ、富士山頂の雰囲気を味わい尽くす事が出来ました。


■登山に魅了された。


登山経験がほとんどない中挑んだ富士登山。「登山に魅了された。」という言葉が第一に出てきます。ただ車を走らせて辿り着ける景色とは一味違う景色が達成感と共に広がる、そんな体験ができる事が私にとって刺激になりました。当然危険も伴う場合もありますので、これから挑戦する山も入念に下調べをして、万全な装備で臨みたいと思います。

山頂で偶然現れた虹
山頂一周中の様子
山頂へ向かう人々
下山道(須走ルート)
雲が高くあまり見えなかった御来光


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