見出し画像

"自己分析"に自己理解を期待しすぎない

はじめまして!ReDesigner for Studentの若林と申します!

「ReDesigner for Student後輩に残すクリエイター就活の手引き Advent Calendar 2024」の【4日目】担当します!よろしくお願いします。

自己紹介

自分は、21卒の社会人4年目で、今年の3月にグッドパッチにマーケターとして入社しました。普段はReDesignerとReDesigner for Studentに関わり、WEB広告を運用したり、イベントの企画をしたりと、より多くの方にそれぞれのサービスを知ってもらい、使っていただけるように日々模索するような仕事をしています。

余談ですが、今年のアドベントカレンダーの企画を担当しました。
卒業制作や卒業論文などで忙しいであろうこの時期に皆さんご協力いただき本当にありがとうございます!(一部の方には、直前で公開日の変更を依頼するなどバタバタとさせてしまい、ご迷惑をおかけしすみません🙇)

”自己分析”って何?

さて、就活がはじまると急に出てくる”自己分析”という単語。
自分も就活、転職活動を経験しましたが、いまだに”自己”ってなんだろう、と思います。

就活や転職活動で話す自分の話が、自分の心の底から紡いでいる言葉なのか、企業が求めていそうな自分像を見繕ってそれらしいことを語っているのか、自分でもよくわからなくなることがあります。そりゃもちろん、働かなくてもいいなら働かずに好きに遊びたいのが本音です。

でも、働く意思を示さねばならない面接の場ではそうも言ってられない。「どうせ働くなら」と枕詞を心の中で呟きながら、自分という寄せ鍋を見つめ、いい具材がないか漁ります。

どんなことが書いてあるか?

この記事は、自己分析に関する自分なりの捉え方を書いてみました。ただ、これは解決策でもなく、”本当の自分”が見つかるような画期的なメソッドでもありません。”自己分析”という一つのワークにどう向き合うと良さそうなのか、自己分析に悩んでいる方の何かしらのヒントになれば幸いです。


”本当の自分”とは?

そもそも、自分に限らず、人はその場、そのときに応じて様々な振る舞いをする多面的な存在だと思っています。仕事をするときの自分、大学時代の友達と話すときの自分、初めての人と話す時の自分。濃淡はあれど、その場その場で話題や振る舞い方をきっと変えているはずです。

そんな中から「自分とは何者か?」「自分は将来何をしたいのか?」「自分の長所は何か?」と漠然と聞かれても答えに困ってしまう。少なくとも僕はあまり得意ではありません。

”自己分析”に自己理解を期待しすぎない

そんな一貫性のない自分を一人で見つめ、紙に書き出してみても、自分のことが完璧に理解できるようになるのはかなり長い時間を要すると思います。というか完璧なんてものに到達することはないのかも。

そこで、自己分析にできそうなことは、「これが私のすべてだ!」という答えを出すことではなく、あくまで「自分がこういう時にこれを優先するかも」みたいな行動指針を見つけることぐらい、と割り切って、自己分析に期待しすぎるのをやめてみると気楽に向き合えることに気づきました。

たとえば、「個人で取り組んで成果を出すより、人と協力して、誰かが助かっている様子にテンションが上がるっぽい」という自分のパターンがぼんやりとでも見つかったら、自己分析はそこで一旦終わり。

その段階で一度自分の行動や志望理由を整理してみて、企業の人や、就職相談ができる人に話してみる。そこでもらったフィードバックから自分のパターンを見つけ、どんな企業が合いそうなのか理解を深める。これを繰り返していったほうが、個人的には一人で自己分析をして矛盾だらけの自分にうんうんとうなされるよりも、ずっと自己理解が深まるように感じました。

ここで、就職相談ができる人を見つけるのが難しい、と思った人もいるかと思います。実際、友達に就活の話をしたりするのって恥ずかしかったり、相手と比べて劣等感を抱いてしまいがちですよね。かといって大学の中で頼れるツテもない。

そんなときは、ぜひReDesigner for Studentを頼ってみてください。田口さんや森内さんといった専門知識を持ったキャリアデザイナーの方が、真摯に相談に乗ってくれます。自分はデザイナー就活はしていませんが、就活していた時に、こんな方々に頼れたらよかったのにと思います。

不完全な自己分析でもOK

最後に、繰り返しになりますが、完璧な自己分析は存在しないと思っています。むしろ、「今の自分にはこれが大事なのかも」という暫定的な自分が見つかれば十分次のステップに進めるのではないでしょうか。

その”自分の見つけ方”は人それぞれですが、自分が就活や、直近行った転職活動をしていた時は、実際に企業の人とカジュアル面談をしたり、転職エージェントの人に相談するなど、他の人からのフィードバックを入れることで、自己理解が深まっていった感覚があります。

もし、「自己分析ってどこがゴールなの?」「自分の嫌なところしか見つからなくて萎える」、みたいに思っている人がいれば、お伝えしたようなやり方も一つの考え方として頭の隅に入れてみてもらえるといいかなと思います。

自分に向き合うのはしんどいですが、一人で完璧を目指さず、肩の力を抜いて、一歩ずつ進んでいきましょう!

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます!

最後に一つ宣伝を!
ReDesigner for Studentが主催するイベント”Designer Career Jam 2024”
今年はオンライン、オフラインに分かれて二日間開催いたします!

ありがたいことに、12/14に開催するオフラインイベントは定員に達したため締め切らせていただきましたが、先日開催したオンラインイベントがアーカイブ配信で見られます!

就活ことはじめや、たくさんの参加企業の会社説明が聞けます!
参加していない方や、参加したけど一部企業の説明しかまだ聞けていないという方は、ぜひご覧ください!

この後も、Advent Calendarは、いろいろな先輩からの記事が続きます。明日以降の記事もぜひお楽しみに!


いいなと思ったら応援しよう!