インテウーラでのパオジアン対面
1.インテウーラから見たパオジアン
VMAXを軽々とワンパンしてきてサイド3-3を通される
セグレイブのHP160が倒しにくい
マナフィを置かれる時がある
小物だけ狩ってもサイド6にならないのでどこかでHP220のパオジアンを倒す必要がある
先2手裏剣でテッポウオが飛ぶ
パルキアVSTARがしんどい
VMAXの良さを無視して弱味を突いてくる最悪の相手です(当社調べ)
2.通したい動き
『セビエラインを狩り尽くす』
ルギア対面でも似たような事書いてるように思うかもですが中身は全然違います。
相違点としては
アーケオスのように一気に2体出ない
進化前のセビエを狩ることが出来る
エネルギーをトラッシュするので後半でもセグレイブを狩る価値がある(パルキア入りは例外)
と一見有利な事ばかりです。
ゲームを通して3体目以降が立つ可能性はありますが、セビエのHPが60の場合がほとんどのため最初に狩り切れれば概ね勝ちです。
しかし前述の通りサイド3-3の動きを通されると負けですしサイドプランをずらそうにもスイッチャーで突破されたり最後のサイドを無理矢理通されたりするとあっさり負けます。
つまりルギア対面より更に「自分の強い動きをいち早く通した方の勝ち」というあまり面白味の無い対戦になります。
パオジアンってそういうデッキ?
よそのデッキの事そんな風に言えませんが←
3.実際のゲームプラン
先攻と後攻で大きくプランが異なります。
先攻の場合
先攻2ターン目でセビエを殲滅する事が目標。
その為に効率良く場の準備をしましょう。
小型狩りの確認ですが
HP60ライン→ダメカン2個を3回与える(当たり前ですね)
ダメカン2個には以下の3パターンがありますね。
ダブルシューター
ペインスプーン
ヨガループ
ダブルシューターが1番メインですがV(1ターン前)、VMAX、水エネと要求が重いです。
ペインスプーンは2ターン目にフーディンを置くだけと手軽なので手札が良くない時は有効活用しましょう。
当然ダブルシューターとの併用前提ですし場のダメカンの総量は増えない事には注意です。
ダブルシューター1回とペインスプーンで1匹にダメカン4個という使い方が1番多いです。
後1スイッチャーで縛られると虚無なんで事故ってる時は特に先1で置きたくないジレンマ…ヒモがサイド落ちして無いかはしっかり確認しましょう。
もちろんフーディン自身がサイド落ちしてないかの確認もかなり大事です。
ヨガループはチャーレムV、れんげきエネルギー、(入れ替え札)とダブルシューターより要求が軽くリターンが大きいので是非使いたいです。
連打出来ないデメリットがパオジアン対面での先攻2ターン目では効いてくるので注意。
パオジアン対面の先攻では置き得なので余裕のある時に置きましょう。
狙う先2の動きですが
マナフィが居なければセビエ2体まではキョダイレンゲキでOK
セビエが3体居ればヨガループキョレン
マナフィが置かれた場合ヨガループorボス要求
マナフィ+セビエ複数はヨガループに追加でインテレオン2体目orボス要求になる
以上の事から理想としてはインテレオン×2、ウーラオス(エネ付き)、テッポウオを先1で準備しつつ先2までにフーディンとチャーレムを置きたいです。
1番優先度が低いのはインテレオンの2体目です。
エネルギーが貼れないならウーラオスの優先度も下がります。
理由としてインテレオン2体目の運用がヨガループ前提である点と、そうでない場合フーディンで充分である点、最悪ボスでカバー出来る点があります。
そもそもHP60のセビエを倒す場合ダブルシューター+ペインスプーン+ヨガループで事足ります。
マナフィが居ようとセビエが1体であればこれで充分ですね。
しかし、マナフィ有りでのセビエの2体目に関してはエクストラターンでヨガループが使えないのでダブルシューター2回+ペインスプーンで倒す必要があります(ボスで代用可)
よって2体目のインテレオンは先攻2ターン目の1回目(←)に置いても間に合います。
逆に先攻1ターン目でインテレオンを2体準備しないといけないのは相手がマナフィ+セビエ3体を展開してきた時にダブルシューター4発とヨガループでマナフィとセビエ1体を倒しつつエクストラターンでキョダイレンゲキをセビエ2体に叩き込む時だけですね
先1でエネを貼れないウーラオスに関しては先2でキョダイレンゲキを打つためにはエクストラターンを使うかメロンを使うしかありません。
エクストラターンで打つなら先1で置かなくても間に合いますし、エネ貼れてないのにメロンからキョレンに繋がる事なんてそうそう無いです。ウーラオス置くくらいならチャーレムやフーディン置きましょう。
処理が遅れれば後2と後3の2回の攻撃で試合が決まると思いながら全力で回しましょう。
後攻の場合
後攻2ターン目でセグレイブを必ず倒して、可能ならセビエも倒したい。
ルギアと違って相手の速さが脅威です。
とはいえ先攻2ターン目でサイドを3枚取ることは無理なので後攻3ターン目までは回ってくるからと自分に言い聞かせてどこかで止まってくれる事を願いながら焦らず準備しましょう。
相手は最強のサイドプラン3-3を通してくることはありませんが2-3-1を普通に通してきます。
・止められるはずもない先2のV取り
・ここが止められるかどうかが大きい先3のVMAX取り
・トドメのサイド1は2エネトラッシュで良いので、セグレイブを狩り尽くしてもスイッチャーが揃えば手貼りで準備されてオクタンがやられます。(止められない)
ただしパルキアが居ればもっと楽勝で、セグレイブ無しでもVを倒せるので1-3-2プランを通すと考えて先2手裏剣でテッポウオを倒しながら妨害をした上にVを弱らせてエネルギーを節約する動きさえ出来ます。
つまりパルキアが居ればセグレイブが2ターン動く=負けということです。絶対に後2でセビエまで殲滅する必要がありますね。
全体を通してスイッチャーやアメ等の要求を押し付けながら相手が遅れるのをお祈りしましょう。
先攻2ターン目でセグレイブが2体立てば負けです。
返せるのはシューター2回とキョダイレンゲキですよ?
しかもヨガループの対象が居ないので後2のサポートは1回のみ…まだマナフィ置いてくれてたらループ出来るからそっちの方がマシな説まである…
よって現実的な話をすると想定する先2終了時の盤面はセグレイブ1とセビエ1(+マナフィの有無)です。
後攻2ターン目でダブルシューター&ペインスプーン&ヨガループでセビエきぜつ
エクストラターンでダブルシューター&ペインスプーン&キョダイレンゲキでセグレイブきぜつ
この動きを目指せばダブルシューターは1回で充分です。
しかしマナフィが居るだけで要求が爆上がりして
後攻2ターン目にダブルシューター2回&ペインスプーン&ヨガループでマナフィきぜつ(ダメカン1個はゲッコウガに残す)
エクストラターンでダブルシューター&ペインスプーン&キョダイレンゲキでセビエとセグレイブきぜつ
としないといけません。
後攻であろうと2ターン目にダブルシューターを2回使うのは中々にしんどいです。
ここでボスの指令があるとシューター1回のムーブからエクストラターンにボスの指令でセグレイブを呼び出すだけで良くなるのでボスは本当にオススメです。
ボスとナンジャモが手札にあって他の要求が揃ってるなら後2ボスでエクストラナンジャモとかでも当然OKです。
その際はエクストラターンにダブルシューターでベンチに乗せたダメカンを前に移動させてからキョダイウズマキですね。
相手がセビエのみならループまで通して余裕勝ちです。
相手がセグレイブのみならシュータースプーンキョレンかシューターボスウズマキでいいでしょう。
以上の事から後攻1ターン目で目指すのは
エネ付きのウーラオスとインテレオンを少なくとも2体置く事とテッポウオの準備です。
あれ?先攻と一緒じゃね?となりますがインテレオンの2体目の価値が全然違います。
後攻でインテレオンを2体準備する理由は先2でインテレオンを倒されると詰むからです。
インテレオンを1体しか準備出来なかったのに相手がウーラオスを呼び出して倒してくれたらプレイングの甘さに大喜びしたくなりますよね。
ですのでインテレオンの2体目は後攻1ターン目では必須です。
3体目に関しては有用になるのは上記のセグレイブ2体立った時とセグレイブ、セビエ、マナフィの時で後2でシューターを2回打つ時だけと限定的なので先1のインテ2体目よりも圧倒的に優先度は下がります。
ただし、フーディンがサイド落ちしている場合はスプーンの枠がシューターの2回目になるので大事です。
後攻1ターン目に関してはワザを使う価値はあまりまりません。(打ててもひるがえす)
それよりも前を誰で終わらせるかが大事です。
繰り返しの話になりますが後攻においてはダブルシューターの2回目は大きな価値は無いのでインテレオンが2体居るならばインテレオンをバトル場に出して終わるのがベターです。
当然ですがインテレオンが1体しか居ないなら絶対にベンチに下げましょう。
しかし、こちらが上手く動けなかった時は先攻2ターン目でサイドを1枚しか取らせないorスイッチャーorボス要求が後々効いてきます。
よってオクタンに確定で繋がらなかったり全体的に事故してる場合はテッポウオを前にして終わる選択肢も持っておきましょう。
サイド1を前にすれば良いんだ!とミカルゲ前エンドとかは手裏剣でミカルゲとテッポウオ取られて泣くんでダメですよ?
そんな後攻2ターン目でセグレイブやセビエを狩り残してしまう時の話です。
先2でチャーレムVがやられてしまったりチャーレムやフーディンがサイドに居て要求が足りなかったりすれば陥ります。
そういった場合はゲーム全体で要求を上げながら後攻3ターン目でのセビエライン全滅を狙いましょう。
上記のようにサイドが厳しかったりチャーレムスタートしてしまったりした時に後攻1ターン目をテッポウオで終わる事もそうです。
ボスの指令不採用型ならスイッチャー温存してくる事も充分考えられますしボス不採用なのにスイッチャー使ってくれればスイッチャー切れでの勝ち盤面を作ることが出来る可能性も出てきます。
またバトル場を進化させずひゃくれつラッシュorアクアバレットorスマッシュアッパーを使うことで2-2とサイドを取らせるかスイッチャーorボスを使うかの選択を迫るのも良いです。
セビエかセグレイブのどちらかしか倒せないなら当然セグレイブを倒して不思議な飴要求をしましょう。
場合によっては釣竿まで要求出来ている時もあります。
後攻3ターン目にセグレイブを狩り切れた時にも残りの負け筋を消しにかかりましょう。
スイッチャーを引かれたら負けの盤面にならないようにパオジアンにキョダイレンゲキを打ち込んでエネを貼った時にすぐ倒せるように準備しましょう。
新しく出したパオジアンにエネを付けて対応してきたらスイッチャー1回で動かれないようにボスでエネ付きを前に呼べば相手にボスが無ければ逃げエネを貼る必要があるためにターンを稼げます。
ちなみに本ッ当にどうしようもない時はゲッコウガを狙うのもありです。
フーディンサイド落ちでシューターキョレンしか出来ない場合セグレイブゲッコウガに140ずつとかですね。
言うて大事なエンジンなんでそれなりの妨害になります。
当然使えるタイミングで手札干渉もしていきましょう。
特にVMAXがやられた直後のナンジャモやツツジは絶対に通したい妨害です。
もちろん勝ち筋を追う事も大事です。
セグレイブ、セビエでサイドを2枚取れていてパオジアンにキョダイレンゲキを1発入れられているなら
やまびこホーンでセビエ→シュータースプーンループ
エクストラターンでペインスプーンを使ってパオジアンのダメカンをゲッコウガに移してキョダイレンゲキ
と動きを通す事で一気にサイドを4枚取り切れます。
対ルギアより相手側のスピードが上がっていますがこちら側のスピードも上がってますので勝ち筋を見落とさないようにしましょう。
4.各種対策カード
氷タイプのパオジアンが雪道に弱いのは有名な話。
いつ貼っても強いですがパオジアン側も雪道に弱いのは承知の上なわけで対策をしてきています。
その対策すらぶち抜く為に手札干渉に合わせて中盤や終盤に使いましょう。
その時にツツジが強いんよなぁ…
めちゃくちゃキツいパルキアをワンパン出来たりセグレイブを準備無しで倒せたりとかなり偉い。
サイド1でありながら2エネトラッシュヘイルブレードで倒れない点も、呼び出しが少ないパオジアンに対して後半セグレイブを狩り切ってからVMAXを押し付けるインテウーラとシナジーがある。
ただしデッキに枠が無い。
サイドプランをズラしていく為の非エクアタッカー。
サイド2のVで殴る時はれんげきエネ+水エネ要求になるのでバスラオの方が偉い。
対VSTAR兵器でもあるのでキツいパルキアに当ててプランを通せなくすると強い。