誰がアパレルを殺すのか?
2019年も残すところあとわずか。
今年は、増税、台風、暖冬のトリプルショックで店頭の厳しさも一段と増した秋冬シーズンだった。
業界ではブランドもSHOPも飽和状態で、同質化が問題と言われて何年が過ぎたのか。
それでも次々と乱立する商業施設。
仕事柄、リーサーチも兼ねて見てみるも、一度チェックしたら少なくとも2年くらいは行かなくなる。
服屋でありながら、そんなに服屋って必要なのかな?と思えてしまう。
数年前に「誰がアパレルを殺すのか?」という本が話題になった。
衝撃的なタイトルはすぐに話題になったが、著者には失礼ながら読んだことはない。
読んでないので批評する資格もないが、業界を俯瞰的に評論されていると推察する。
個人的には評論家の言うことにはあまり興味がない。
なぜなら当事者ではないので、その方のリアルな実体験に基づいていないからだ。
外から見るのと、中から見るのは大きく違う。
実際に事業を起こして、なにかの原因で失敗した方の実体験の方が、変なマニュアル本よりも参考になったりする。
誰がアパレルを殺すのか?
変化する時代、少子高齢化、インターネット、変わる消費者、変わらない業界。
誰なのか?
わからないけど、ネガティブな評論をしている業界人が殺すのだと思う。
誰がアパレルを生かすのか?
それはポジティブに行動できる業界人なんだと思う。