【価値や時代の転換期を迎えて】エッセイ
人は何で踊るのでしょうか? 好きだから? 楽しいから?
ある小学生は郡舞の本番で「カウントより早めに振りを始めてしまう」事を繰り返していました。
振付はしっかりと覚えているのに、早く動いてしまうのは意外な理由からでした。
「だって、アタシ振付ちゃんと覚えてるもん!!!」
あっ ソコ承認して欲しかったのね・・・。
中島哲也監督(脚本も)の映画『嫌われ松子の一生』では、承認欲求が行き過ぎて「自分に何も無いという不安」に苛まれる主人公(川尻松子)を描いています。
予告編『嫌われ松子の一生』
「自分に何も無い」という不安や恐怖は、自己肯定感の少なさからかもしれません。
色々な体験や経験で、そこに自分がどう存在したか?を認知した時に自己肯定感が生まれるもの。
「自分はコレが好き・自分はコレが楽しい・自分はコレが得意」などを観察する作業によって、自己肯定ができあがるのかもしれません。
価値や時代の転換期だからこそ、自身をフラットに観察して自己肯定をしていくことが、とても重要になると思います。
【引用動画】
Memories of Matsuko (嫌われ松子の一生 - Tetsuya Nakashima - Japan, 2006) Trailer
チャンネル:thirdwindowfilms
https://youtu.be/h5YiO1kSZdQ
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