私とMTG その2
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
オムニテル彦です。
前回はこちらからご覧ください。
https://note.com/kennyokbetc/n/n2542c377ee40
私が考えられる最強デッキを携えて兄の部屋へ勝負を仕掛けに行きました。
勝つ気まんまんです。それはもう勝ちを確信していました。何せ私には最強のストロームガルドの騎士とガイアの子がいますから。簡易デッキ対決でも兄に勝ってましたから。ちょちょいとやっつけて兄にデッキの自慢をする準備までしていたくらいです。
絶対的な信頼を置いていた騎士。今見てもイラストがカッコいい。
その10分後。私は物言わぬ像と化していました。圧倒的なカードパワーとよく練り込まれたデッキの前に無惨にも散っていったのです。
私が覚えていた事三つ。
口からミサイルが出てるライオンと時計塔と鍵だ。
マスティコア
厳かなモノリス
通電式キー
この3枚によって私のデッキは蹂躙され続けました。
それはもう悔しくて堪らなかった。しかも兄からはデッキリストの開示がない。私は見えぬ脅威と日々、闘う事となります。ですが私は自分のデッキを信じていました。と言うよりもイラストがカッコいいカードが負けるはずがないという謎の思い込みがありました。よくわかりませんね、昔の私。ある種の自己催眠にも近いそれは連敗に次ぐ連敗によって打ち砕かれていく事となります。また兄の友人たちにも勝負を挑み、ボロカスにされながらヒントを得ていきます。
兄は私には完封で勝ちますが友人たちには勝ったり負けたりしている事がある事に気が付きます。日々の観戦は私に知恵を与え、兄の友人たちは更なる力を授けてくれました。なんと彼らも必要のないカードを私にくれるではありませんか!
神降臨、その2
その中から私が見出したカードはこちら。
強迫
hymn to tourach
解呪
ルーンの母
そして新たなるフィニッシャー、
セラのアバター
当時のカードじゃない物がありますがお許しを、、、
前回にも書きましたが田舎特有のエターナルフォーマットです。hymnは最強のハンデスと化します。当時の私は英語など出来なかったのですが兄の友人にカードを適当に見ないで2枚捨てるカードだよと教わりました。
兄と兄の友達(神々)はコントロール中毒者しか殆どおらず上記のカードは浮いていたのでしょう。北海道のど田舎な事も相まって不要カードを買取に出すなど出来ず自宅で腐られせている方が殆どでした。隣町まで行けばパックとスターターは買えましたが処分はできないという環境の中、私に不要カードが集まるという状態が暫く続きます。
デッキ構築の幅が広がった私は新たなデッキを作成する事になります。
私のメタは兄と兄の友人たちです。私はマスティコアとモノリスと通電式キーを殺すべく、解呪4枚、強迫4枚、暗黒の儀式4枚、ルーンの母、4枚、hymn4枚、貪欲なるねずみ4枚、ストロームガルドの騎士4枚、セラのアバター2枚を主軸に白黒ハンデスビートを作成しました。唯一ビートを使っていた兄の友人のアドバイスを参考に練り上げられた最高のデッキでした。
回し方のアドバイスを聞き、私は兄と対戦しました。兄の友人にもセコンドについて貰い、私は兄の友人の力のおかげもあり勝利を勝ち取る事に成功します。有頂天になっている私に兄の友人(ビート神)は更なるアドバイスを授け帰っていきました。
最高の相棒です。カッコいいぞ、ストロームガルドの騎士!
ですがちびっ子テル彦の脳みその容量は8bit程です。ゲームなんかしたら全部忘れます。そりゃもう忘れます。MTGに夢中にもなりますが、がんばれゴエモン!キラキラ道中、僕がダンサーになった理由!にも星のカービースーパーデラックスにも夢中になります。授かった知恵は全部スーパーファミコンに飲まれていくのです。熱しやすく冷めやすいを体現した様なちびっ子テル彦。友人と外で遊ぶのが楽しい年頃です。また小学3年生から始めた野球も忙しくなります。(自発的に始めた訳ではなく、毎日勉強するかスポーツするかの天秤にかけられ仕方なく始めました。本当は行きたくないやつです。)
段々とカードに触る時間は減っていくのでした。
本日はここまでとなります。
またお付き合い頂けましたら幸いです!
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