私とMTG その4 プレーンシフト・アポカリプス
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
オムニテル彦です。
前回の記事はこちらから。
https://note.com/kennyokbetc/n/na0c82e13f7e9
プレーンシフトで登場したドラルヌのペット。
私の心を掴んで離さなかったこのカード。今一度効果を確認しておきましょう。
キッカー ― (2)(黒),クリーチャー・カードを1枚捨てる。(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)(黒)を支払うとともにクリーチャー・カードを1枚捨ててもよい。)
ドラルヌのペットがキッカーされていたなら、それは飛行を持ち、その上に+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xは、捨てられたカードのマナ総量に等しい。
あぁ、、、。ロマン砲、、、。
こいつのペットらしい。どうもこんにちは。
当時のぎゃざに記してあったのは同エキスパンションに収録されたドラコを捨てて18/18に育てて2パンでゲームを終わらせようという様な内容だったと記憶しております。召喚酔いも加味すると3ターンかかります。どうにかこうにかこのドラルヌのペットを守らねばなりません。どうしたものかと考え、私は答えを探し求めていました。ですが私の足りない頭ではどうもならないのという結論に至ります。困ったら兄含めた年上の知恵や参考書「ぎゃざ」の力を借りれば良いという思考停止っぷりです。
ドラコ。こいつもまたクソでかロマン砲です。
そもそもの話ですが私の手元にはドラルヌのペットどころかドラコさえありません。兄は所持していましたが結局は自分の物ではなく兄からの借り物になります。いずれは兄に返さなければなりません。私の物ではないドラルヌのペット。兄彦のペットです。テル彦のペットではないのです。そもそも私が組んだデッキのエース、ストロームガルドの騎士も兄彦の騎士です。アニヒーコガルドの騎士はテルヒーコガルドの騎士ではないのです。そんな想いからどうかは覚えていませんが私は初めてのMTGパック購入に踏み込みます。どうしても欲しいと貯めていたお年玉を下ろし隣町のおもちゃ屋さんへ母が車を走らせ連れて行ってくれました。現在よりもパックの値段は高くボックス購入は出来ません。私の財力は1万円程。もっと貯めていた記憶がありましたが母曰く「気のせい」だそうです。恐らく気のせいではないと薄々気付いていました。私の家庭は母子家庭で家計カツカツ侍だったので納得したふりをしておきました。後々になって知ったのですが私のお年玉は掃除機になっていたらしいです。よく吸う掃除機でした。
私の家庭事情はさておき。私はプレーンシフトを10パックと見たこともないトンボの鬼みたいなパッケージのパックを10パック買います。当たり前の様にドラコとドラルヌのペットは出ず、悲しみに暮れながらトンボの鬼が描かれているパックを開封します。
ヤケに強そうですし怒り狂っているこのトンボの鬼が私の手元に舞い降りました。基本的にイラストがカッコいい=強いが私の方程式なのでこのトンボの鬼は強いのです。能力もいっぱい付いてます。当時の私基準ですと最強に近い部類に入ります。
Raiさんに譲って頂いたフォイルのアナボルバー。めちゃくちゃお気に入りです。
効果はこちら。
クリーチャー — ボルバー(Volver)
キッカー(1)(青)/(黒)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)(青)か(黒)またはその両方を支払ってもよい。)
アナボルバーが(1)(青)でキッカーされていた場合、それはその上に+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出るとともに、飛行を持つ。
アナボルバーが(黒)でキッカーされていた場合、それはその上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出るとともに「3点のライフを支払う:アナボルバーを再生する。」を持つ。
3/3
なんかいっぱい書いてあります。
強いです!
そしてプレーンシフトでもドラルヌのペット以外に私の心を掴んだカードがありました。こいつ。
終末の死霊です。
たまりません。見た目最高。能力強い。有難い。寿命が伸びます。
大好きなハンデスが出来ます。その他にも死のわしづかみや
キッカーで放つとハルマゲドンする荒廃の天使なども手に入れました。
欲しかった魂売りは最終的に引き当てることが出来ず、32歳になってやっと手に入れました。
能力ぶっ壊れすぎてて好きです。考えた人は多分疲れていたんでしょうね。
私はこのカードたちを引いた時から次のデッキは青黒緑のデッキにしようと心に決めたのです。初めての自分で買ったカード達を迎えて俄然やる気満々になった私はお小遣いを貯めてはパックを剥くという日々を送る事となります。
そしてカード資産が潤沢になった頃、兄率いる神々の軍勢が純粋無垢?な私に牙を剥いてくる事となるのです、、、。
本日はここまで。
また次回もお付き合いください。
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