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スターウォーズに見る2020年代の潮流

あけましておめでとうございます。みなさまは、良いお正月を過ごせましたでしょうか?私も、ゆっくりとした良いお正月でした。

2019年は「WaLaの哲学」をプログラムとして切り出しスタートし、0期から数え4期目となる3期を今月からスタートさせていただきます。また、大企業にも導入いただき、派生した「瞑想講座」も英語、日本語それぞれで実施しました。さらに、修了者向け「知のファイトクラブ」もスタートし、これまでの構想を一歩進めることができた感謝の一年でした。個人的にも、年始からnoteを始め1年続けることもでき、「空手」「瞑想」も一層深く日常の中に定着できました。来るべき2020年代に対し、気力は満ち、静かに向き合うお正月を過ごしました。

そんなお正月に、スターウォーズ、全9話を一気見しました。(古いストーリーとの関連を把握してなかったため。)言わずと知れた、フォースを中心とした、光と闇の戦いをテーマとした、スペースオペラ。これを、フォースとは何かを探りながら、見てきました。フォースとは、

『我々を取り囲み、すべての生命を繋ぎ止めるもの』

オビ=ワン・ケノービの言うように、フォースとはそうしたもの。

解釈は、いろいろ可能でしょうが、WaLaの哲学の中では、BPP(Background Potential Power)と呼んでいる力です(これにアクセスする方法こそが、秘儀で、講座の中ではBPPとは何かを掘り下げてます。フォースに近づけるでしょう!)さて、このスターウォーズと照らしながら、2020年代の見立てを考えましょう。

2020年代、おそらく2000年代最初の20年とは違ったものとなるでしょう。この20年は、スマホ、SNS、EC、検索と、現実空間情報をデジタル空間に移行し、そのデジタル空間に移行可能な情報流通を独占した企業が勝利しました。一方、その情報流通を担った企業への政治的な反発(課税、分割論、プライバシー問題の管理、ビジネスモデルそのものへの介入など)は一層強くなるのは間違い無いでしょう。国家がその引き金を引かなければ国家より強大になることが目に見えています。潜在的な支持者は、利便性を享受しつつも、彼らが、世界の明るい未来を提示してくれないことへ幻滅しはじめた人々(我々)です。問題は、いつ、誰が、どういった形で引くかです。そしてそれは、これまでの自由主義経済の終わりを意味します。自由主義経済は、そのプレイヤーにとってどこまでも成長を求め大きくなっていいものではなく、国民国家およびその国際的感覚において制約条件があると言うことが改めて、明確になるのです。そうならなければ、格差はどこまでも拡大し、グローバル・ワンワールドで、冨める者とそうでない者の強烈な階層社会になるでしょう。

これを、供給サイドからでなく需要サイドで見ると、物質的市場における限界はすでに見えてきてきました。これは、先進国における今以上の物質的充足は、人々の幸福度をあげないと言うことです。

・ポストマテリアル社会

・ポストキャピタリズム

・ナショナリズム(=ポストグローバル)

既存の社会システムを解く方向で、これらが同時に社会システムを襲ってくるのが20年代です。一方で、こうした激変する社会の中で、向かう方向を定められている個人は少ない。それが、先進国共通の最大の病理である

・スピリチュアルエンプティネス

として一層顕著になるでしょう。

これらを反映し、社会全体を見ると、多くの人々の意識領域での変化(明確に気づいていたり、何となく感じていたり)が、現実社会に大きく影響を及ぼす年となるように思います。ハリウッドの大作映画は、世相を反映しており、フォース、女性主人公、二人の男性が一人に女性を助けていたり、家族、先祖、血を超えた繋がりなど、多くのテーマが描かれています。ジェダイは時代劇の時代(JIDAI)から取られているとも言われており、禅やサムライ精神への憧憬からジェダイが、この映画のヒーローであるジェダイを通じて描かれていることは日本人は知っていて損はないでしょう。(シリーズ最初の公開は、1978年ですが。)深いところで描かれているのは、「Beyond Modern Ages(次の時代へ行きたい)!」という深層心理でしょう。

では、どこへ行きましょう。誰が導いてくれるのか?


そうした、考えは捨てましょう。昨年、「WaLaの哲学」講座を通じ感じたのは、「内省による深い自己を探究することは人の良心を強く引き出す」と言う確信でした。その力は、その人自身と社会を共に豊かにすると感じます。これは、まさに「フォース」そのもの!こうした、ジェダイの修行のような学びは混迷の時代に益々重要でしょう。スターウォーズも物語中、お金持ちで飲み食いに精を出す人たちは取り上げられず(取り上げても面白くもなんともない)、フォースに目覚め、自らのルーツに悩み、現実的な困難な状況を仲間と共に向き合う者たちの物語が視聴者である私たちを魅了しました。魅了するというのは、潜在的な我々の願いです。そして、強い軸を持った人間の周りには一人、また一人と仲間が集まり、彼らの道を歩み始めますし、その際、一人のリーダーが主人公ではなく、皆自分の物語を生きながら、パートナーシップを組むのです。

これは、資本主義世界に還元された、すでに価値の定まった世界における単純なスケールではなく、いまだ価値の定まっていない、多くの新しい領域が開かれていくことを意味します。そして、多様に広がるその世界は一つの軸で序列をつける世界から、多様な光がスパークするような世界へのシフトです。一人一人が世界にとって光となる。また、その光そのものを自らの内奥から見つける。そう言う修行が必要な時代、ジェダイの時代となるのです。

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「WaLaの哲学」で行っているのは、この力を授けることではありません。ルークも言うように、ジェダイ・マスターもそのような力はない。こうした力の存在を信じ、アクセスする方法を共に学び示唆する、そんなところです。フォース(BPP)は至る所にある。全てを包む形で、全ての生きとし生けるものの間に。そのことに気づくか、気づかないか、だけなのだ。

こうした自らの深い部分にアクセスする力だけが、心の動揺を沈め、迷いを払拭し、深い安心(繋がり。これをBe with me とレイは言ってましたが、西洋的二元論が強く反映した言葉であり、Be in you とでも言うべきではないかな。。。)とともに、自らの未曾有の力を目覚めさせ、社会に貢献し、自らも深い満足をもたらすのでしょう。(アナキン・スカイウォーカーも、レイ・スカイウォーカー(としておきましょう)も、ガラクタ集めを仕事としていましたが、時がきたら、ジェダイとなりました。)

縁ある方。共に学びましょう。あと1~2名は枠がございます。フォースと繋がり、目覚める方法は、もちろん他にもあるかもしれません。2020年、「スカイウォーカーの夜明け」とは「黄金の夜明け」と言い換えていいでしょう。潜在力を全力で発揮できる道を、どうぞ思う存分に歩み、その道の先でお会いしましょう。


目覚めた方々は、活躍の場が必要ともなるでしょう。2020年は、心の深いところにあるヴィジョンをこの現世(うつしよ)に映すための仕掛けを用意していきたいと思ってます。そのため、以下にあるような、5000名単位の構造が社会の中に出来たら、おそらく壊れることなく、日本に、シリコンバレーとは異なる、新しい何かができるしょう。こうした動きを経産省とも連携しながら、多くの企業様と一緒に進めたいと考えてます。

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チェンジ・エージェントは各社でリスト化が行われる。そのうちのチェンジ・リーダー養成としての基礎が「WaLaの哲学」であり、応用編が「BAC(Born Again Club)」、IFCは、その中でも事業化に関心がある人が取り組む舞台と考えています。チェンジ・エージェントや、チェンジ・リーダーが、毎年5000名単位で生まれたら、数年でこの国の風景は大きく変わるでしょう。

米国の対イラン攻撃で年が明け中東、朝鮮半島で紛争懸念が広がります。

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トヨタは、コネクティッドシティの発表をしました。

宝島は、女性の時代を高らかに宣言してます。

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悲観と楽観が入り混じるのはいつの世も同じ。

皆さんは、どう動きますか?

2020年波乱の幕開けですが、切り開くのは意思の力。深い声に耳を傾け、潜在的力に辿り着き、皆で素晴らしい2020年としましょう!どうぞ、それぞれの内奥にある言葉に耳を澄ましていただき、2020年代をGreat 20'sに!

May the force be with you!


Wish the Best Every Moment.
With Big Love 🧡😄🧡

追伸

いよいよ、4月以降の第4期の日程が決まりました!2月19日よりオリエンテーションを順次行います。オリエンテーション だけでも、十分知的刺激溢れる会になると思います。ピンとくる方は、ぜひいらしてください。



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