黒船来航に備えよ
【伊豆山神社】
「黒船ば、どの辺りまできちょるかの〜」
現代版の黒船到来も近いため、初島見下ろす、伊豆山神社に行き、心を整えて参りました。
1853年に龍馬らが見た黒船が近づいているとしたら、2021年の今我々は、どうした心構えが必要か。
1)自らの生命を生きる哲学の必要性
読んでいただいている方は、私が、【WaLaの哲学】というのをやってるのはご存知かと思います。受講者の中にも「最初、怪しいと思った(それで、よく参加したなとは思いますが。。。)」と言ってたので、現代の文脈では、哲学というと「ちょっと怪しいな~」と思われるのかもしれません。
この「怪しさ」へ私たちはどう対峙するのか、リクルートのユニークな回答を文末に。また、過去の参加者のインタビューはこちら。(皆さんと同じ悩みの方もおられるかもしれません。)
それはそれとして、少しお伝えしたいことがあります。
WaLaの哲学は、「自分の人生を生きる哲学」の型を学ぶ場、として開催しています。激変する時代に、流石にそうした考えの型は必要ですよね?
なぜ、そうしたことを主催してるかというと、社会にはSDGsに掲げられまでもなく、数多くの問題があります。それら全ての問題を解く鍵は人間の意識にあると考えるからです。
第一に、人間の意識がそれを問題だと認識できなければ永遠に解決されません。第二に、その問題解決のエネルギーはどこにあるのか?地面を掘り起こしても出てきません。それも、人間の意識の内奥に眠っています。つまり、全ては意識次第なのです。
2)ポスト資本主義の混乱
ポスト資本主義の議論はだいぶされ尽くされています。以下の本に限りませんが、色々とベストセラーになってます。
人新世の「資本論」
ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す 山口 周
他にも、ジャック・アタリ、トマ・ピケティ、マルクス・ガブリエル、異口同音に皆同じ指摘をしています。その上で、そろそろ「で、どうするの?」に対する答えが必要と考えております。
・内側の意識を開拓しエネルギーを掘り出し、
・心に投影された問題を人生をかけて、
・出会った仲間と共に解決していく。
問題はこうした人が増えることによってしか、解決されないでしょう。
私たちの「はたらく」がこうしたものに変化した時、それは「暮らす」と一体となり、『生きる』に昇華された時、以下のようなこともなくなるかもしれません。
「熱意ある社員」6%のみ 日本132位、米ギャラップ調査
ゆえに、
「Work anywhere Live anywhere/はたらくを自由に暮らすを自由に」
のための哲学として始めました。
3)新しい方向性はどこから?
米中対立は進み、
・米国が勝つとするとかなりのハードランディング
・中国が勝つとなるとより大きな混乱となるでしょう。
今、地球は、全力で多くの新しい方向を探索し、決定し、進む力を必要としています。多くの目覚めた人の必要を感じています。
少し話は変わりますが、70年代、80年代のお話ですがこれも面白いです。
起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男 大西 康之
「お前らもっと、怪しげであれ。」
リクルート江副さんが逮捕され、ダイエー中内社長が新しいトップとしてリクルートに着任した際、発言された言葉だそうです。怪しい会社と言われていて、これからどうなるのか不安に思っていたリクルート社員が喝采したそうです。
今、怪しさを抱えていない皆さん、時代は解けていきます。怪しくない(=わかりやすい)ものは解けやすく、見にくい(醜い)ものが新たに立ち上がってきます。それを混沌と言います。怪しさとは未来の可能性です。
この混乱期、キーとなる答えは、自分で見つけるしかありません。それは、クリアに見える場所ではなく怪しげに見える場所に眠ってることでしょう。
4)意識を乗っ取られるな!
人の行動をどのように解釈するか?そこには、行動した人ではなく、読み解いた人の世界観が現れます。
例えば、マスコミが「ある行為をした人がその意識レベルで行動した」と断定し発信することはよくあります。行為=解釈を前提としています。聞き手である私たちは、行為と意味づけられた解釈を、イコールで捉えてしまいがちです。意識を意識することがないからです。しかし、当然真実ではありません。
行為の意味=解釈となって伝わった際に「果たしてそうだろうか?」
こう問える力は、フェイクニュースが溢れる昨今とても大切です。
安易に、解釈に同調してはいけません。その瞬間にあなたの意識が乗っ取られます。さて、
1)自分の哲学が必要だ
2)資本主義は終わるかも
3)新しい方向性は怪しい方向から来る?
4)意識を人に乗っ取られるな
となるとどうするか?
今までは、気づいた人、内省が進み始めた人の何人かがご縁で関心を持っていただきその人たちに向けてまあ、やってきました。しかし、時代も進み激変の20年代も2021年へと一歩進み出し、古い時代はどんどん解けています。新しい時代はまだ姿を見せない中、混乱が続きます。
明治維新に匹敵する混乱期。自分の意識をしっかり持たねば、個人も全体も危うい。ここまで読んでいただけたあなたこそ、立ち上がる必要があるのではないでしょうか?一体、この世界の問題を他の誰に託せるのでしょう?
危機感なきものは動けない。そのために、あなた自身の哲学を打ち立てることこそが必要なのです。
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以下日程で、春以降の無料の説明会を実施します。きっと考えるきっかけになると思います。ZOOMでもいいので、一度ご参加いただけると嬉しく存じます。
3月10日(水)19:30~21:30
3月17日(水)19:30~21:30
3月24日(水)19:30~21:30
3月31日(水)19:30~21:30
申し込みはこちらからお願いします。
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