見出し画像

政治・経済が不安定に見える要因

この1枚の絵は、現在の国際情勢を簡単にマップしたものです。

A)左側は大統領選を控えた「自由の国」アメリカ

その自由の持つ逆効果により、貧富の差は拡大、富は圧倒的に偏在し、Black Lives Matterなどの運動につながってます。

B)右側は中国共産党率いる、「平等」に価値を置く中国。

平等というより中国共産党主義なのかもしれませんが、この政治体制の逆効果が香港に現れています。

冷戦以前、西側諸国の共通価値であった「自由」と「平等」は歪な形で政治体制として現れ、その逆効果が明確になりつつあります。米中両国の間で、EU、国際機関、ロシアや産油国もポジショニングを迫られています。昨今のニュースでは、20世紀のバルカン半島のように、21世紀は朝鮮半島や香港、台湾などが、政治的リスクをはらむ様相となってきています。

スクリーンショット 2020-07-22 09.56.17

スクリーンショット 2020-08-05 15.37.04

一方で、大事なことは米中いずれも、今や資本主義をベースに動いており、その資本主義には、クラウス・シュワブ会長は「グレートリセット」と唱え、ジェイミー・ダイモンは、行き過ぎた株主第一資本主義の見直しを唱えています。

一言でいうと混沌

この時代を私たちは、どう洞察し、未来を見据え、自身のポジションを定めていくのか。

もう一枚スライドを。

スクリーンショット 2020-07-22 12.29.13

本来は、私たちがよって立つべき、理念・理想・哲学があり、その上に、政治的手続きを経て、ルールが定められ、経済活動含む私たちの活動は行われるべきでしょう。

しかし、現在、当たり前のように金融資本主義が前提となり、政治ですらその上で動いている。本来ベースとなる理念が語られることはない。それでは、当然世界は不安定になり、瓦解したとしても不思議ではないでしょう。現在の行き過ぎた「自由」と「平等」にどのように調和をもたらすのか?

私たちが、これからの世界をどのように体験していくかは、左側の世界の延長で生きるのか、右側で生きるのかにより大きく異なります。右側で生きるには、今目の前で起きている諸現象を一段高い目線、もしくは深い意味から洞察することが必要でしょう。

皆さんは、どちらの世界に生きますか?また、右側を選んだ場合、どのような理念をベースに世界に関わっていきますか?

私たちは、認知解釈システムの前提となっている信念体系に基づき、世界を体験します。私たち一人ひとりの選択こそが、次の瞬間、世界を変えていきます。この、大変革の2020年代どのように生きますか?

-----------------

【Hero's journey ワークショップ開催!】

・【有料】8/25(火)19:30~21:30 @御成門会場/zoom >


・【有料】9/9(水)19:30~21:30 @御成門会場/zoom >

地に足のついた、意味のある人生を送りたいと多くの人が望むことだと思います。ただ、自分のたつその場所が危ういことに気づいた時、私たちはどうするのでしょう?まずは、自分がどこに立つ何者なのか、に気づくこと。
もしくは気づいていないことに気づくこと。ここからしか始められないように思います。答えは、人生をかけて見つける。そんなことに気づくワークショップです。

講座の後半でやっていたワークショップを一部実施いたします。今年前半はいろいろありました。夏休みの振り返りに取り掛かる前によろしければぜひどうぞご参加ください。

また、以下の日程で、WaLaの哲学の説明会も実施します。

・8/20(木)19:30~21:30
・9/1(火)19:30~21:30

お申込詳細はこちら!
「説明会のお申込はこちら」のボタンからお願いします。








いいなと思ったら応援しよう!