心を燃やせ!!
昨年、この言葉に心を打たれた人がどれほど多くいたでしょう。Lisaの炎(ほむら)も圧倒的共感をよび、レコード大賞を取りました。「心を燃やすのだ!」と思った人が多いからでしょう。
さて、2021年も一月がすぎました。2月を迎えた今日、心が燃えている方はどれほどいらっしゃるでしょう?心を燃やさなければならないのは、二次元世界の煉獄杏寿郎や炭治郎ではなく私たちです。
強い刺激は心に訴えますが「燃えろ、燃えろ」と頭で思っても、燃えてくれません。心は燃やすものではなく、燃えるものなのです!
違いがわかりますか?
そもそも心は自分と同体。作為的に働きかける客体ではなく自らの存在そのものなので客体として自らと切り離しては取り扱うことができません。では、どうやって自ずから「心を燃やす」状態は訪れるのか?それには、心、意識について少し学ばねばならないでしょう。
学校や世の中に数多く溢れる情報は、ほとんどがHow、表層の学びになっています。そうした小手先の何かをいじったところで、もはや、何も変わらない。これは、現代の複雑な問題をどう解いていくか考えてきた人たちがすでに気付いている共通の見解です。
会社で要求される表層の数値。このままでは、人間全体が薄っぺらくなりかねない危機にあります。いや、もう危機の中にいると考えた方がいいでしょう。些細なことに追われるうちに、私たちの人生は、魂と乖離し、マインドの相互監視社会の濁流に飲み込まれ、流され、終わる。
そうした事態への危機感が、アニメで多くの大人も心を動かす理由となったのです。
天命知らず。
立命できず。
こうして人生を終えるのは寂しいものです。物事の表面だけをみて、
「こうやったらうまくいく!こうやったら早い!こうやったら簡単!」
こうしたコピーが溢れてますが、本気ですか?と問いたい。
そうした薄っぺらい知識に関心を奪われすぎた社会の結果が今なのです。少し強い言葉を使うと、これらの言葉は社会毒ですね。子供に有益ではない。お子さんに、これさえあれば大丈夫という教育を授け、この変化の激しい時代を彼らが生き抜けるでしょうか?自ら関心を探り、自ら学ぶということの価値とそれによる成長の実感の体験こそ親が子供に授ける学習体験ではないでしょうか。教育(teach)ではなく、学習(Learn)です。
21世期になって当初20年はそんな言説が溢れてました。しかし、そんなことだけで人生を意義深く生きれるなら、誰も苦労しません。そもそも行き先もわからずに急ぎ、一体どこに行くと言うのでしょう。
心に本気で向き合わないと、心は燃えません。
自分に本気で向き合い、内省する時間を、どれほどとっているか他のこと(例えば仕事)と比較してみてください。良質な環境で、一定以上の時間自己と向き合うことなしに、心に火を灯すことはできないでしょう。
自己を省みて、少ないなと思った方は自らを変えるチャンスです。自分が思うほど、自分を大事にしていないことに気づけたのだから。
世知辛い世の中(=Where)で、
ちっぽけな自分(=Who)が
幸運に手にした物(=what)
なんとか放さないように握りしめる(=How)
変化を恐るマインドの奥底には、こうした自己認識があります。
通常人は、道を大きく外さないように自身の限界をこのようにセットしながら、現状を変えたいといいます。安全装置がついていますから、現状から変わることはありません。その矛盾に気付かねば現状維持のくさびを切って外に行くことは難しいです。
では、どう変えるのか?これまでも、うまくいかなかったなら、異なる方法を試さないといけません。
まずは、人生の課題に真摯に向き合う覚悟を決めてください。そして、その覚悟に沿って、そのための時間をお取りください。
そこまできて、さらにその思考を深めたい時、WaLaの哲学は、間違いなく自己を取り戻すきっかけになるでしょう。WaLaの哲学とは、あなたがこの世界を安心立命に生きるための哲学を打ち立てる、その型を共に学ぶ場です。
2月は現地でも説明会を行います。
「心をもやしたい方」お越しください。
*WaLaの哲学 ガイダンス
19:30スタートです!
2月4日(木)19:30~
2月10日(水)19:30~
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