上手いなあこの人達
文章の上手い人に出会うとちょっと小躍りしたくなる。 あまり重いのは苦手だけど、軽妙な、それでいてなるほどねーと思わせる語り口は名人と呼ぶに相応しい。今日の私の推し(っていうんでしょ近頃は) それは伊藤理佐さん。朝日新聞の土曜版に連載「大人になった女子たちへ」に相方(なのか?)益田ミリさんと交互に書いておられる文章が両者ともに上手い。これは負けたとも思うが、名人に負けるのは当然なので悔しくはない。 いつかこんな風に自然に書いてみたい、いや意外にうんうん言いながら書いておられるのかも知れんけど、そんなことはつゆほど感じさせないなだらかな文体。 こんな風になりたくて、この方々と自分にどこか通じるものがないか考えてみたら、有るある。猫だ。おふたり共に猫好きらしい。これはいける、猫好きでは負けない自信がある。だからどうなんだ、という声が聞こえて来そうだけど、これは結構自分を鼓舞する要素になりそうな気がする。 猫好きはいい文章が書けるようになる(かも知れない)。 よしこれで頑張ろう。