俳句と薬

まあ引き続き、かゆみを研究してる薬学系の研究者の事を思ってたんだけど、突然、芭蕉の、岩に沁み入る蝉の声などを思い出して、僕は実を言うと色々な句を混合してはいて、古池や、だと思ってて、記憶違いもそれなりにはあるが。まあ石原さとみがアンサングシンデレラってドラマで薬剤師をしてるらしく、解説もしてたけど、いや、この、さとみちゃんのさ、と、み、はどう区別できるのか僕はわからないが、最初のかゆみはかゆさでもいいんじゃないのかな。美しい花はない。花の美しさはある。と小林秀雄はあべこべな事を言ってたけど、深みがあるとか高みを目指すとかあるだろうけど、蝉と岩の対照的な配置とそれを結びつける 沁み入る というワードの深さよ。ケミカルな感じあるなあとは思ってるけど、伝わるかわからないし、なんならchemistryはユニットはあんまりだしな。難しい事を簡単そうにやるグループだが。知り合いは夢は時間を裏切らない。時間は夢をけして裏切らないはいい歌詞だとは言ってたけど。訴訟にもなってたが。かわいさはあるが、かわいみはおかしく、とにかく僕は、岩に沁み入る蝉の声という組み合わせ論法は過激すぎると思ってたが、古い句なんだな。やはり。まあわからないが、ちなみに慈しみはあるが、慈しさはないが、僕が驚いたのは最終的な心をえぐる凄みにさえ責任を持つ文学の奥深さというか、なかなかそこまでにはなってない僕の未熟さを思い知らされたのだった。

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