ダンボの「ピンクの象」における動詞+副詞の強勢(とその他もろもろ)
動詞+副詞の強勢位置に関する1例です。
この動画の1:32-からの部分。
最初の部分のlook outをよく聞くと、拍子の部分にlookではなくoutが来ているのがわかります(手を叩きながらやると分かりやすいと思います)。動詞+副詞の強勢位置を中高生に気づいてもらう際には、曲のリズムがはっきりしたもので真似するのもありですね。
さて、実は私は幼少期の頃からこの曲の冒頭のここ(まさしく引用部分)が好きでして(笑)迫ってくる感じがしてゾクゾクするんですよね。
せっかくなのでTuneEditor Ver. 4.11を使用して行間表記に起こしてみました。今回は「拍に乗っている音節」を大きい黒丸、それ以外の音節を小さい黒丸で表記しました。1小節ごとに改行しています。
よく見ると1小節ごとに大きい黒丸の数が2→3→4と増えているのがわかります。音程だけでなく、このような黒丸の増加でも「迫ってくる」感じが出せるのかなぁ、と思ったり。全く見当違いな分析である可能性が高いのですが、幼少期になぜか虜になった「迫ってくるゾクゾク感」の正体に一歩近づけたような気がして嬉しいです。
ちなみに、hippety hoppetyに関しては新英和大辞典とリーダーズに表記がありますので、気になる方はそちらを参考に。
参考文献
サムネイル画像:https://www.youtube.com/watch?v=Pl3YXl_m0uk より
TuneEditor(行間表記作成ウェブプログラム 村上雅章さん作成):
まえがき→https://mmurak.github.io/tuneEditor/index.html
実際のプログラム→https://mmurak.github.io/tuneEditor/tuneEditor41.html?FullBaseline=0