乗鞍ヒルクライム2023 チャンピオンクラス 75位
リザルト
1:08:51:670
チャンピオンクラス
146人出走中75位
平均速度17.86km/h
平均パワー218w
乗鞍入りするまでに
お盆期間中にガッツリ体調を崩しまして…🧚
体調回復後も心拍が上がりにくく、微妙に苦しい期間が続いた。
上がり調子だったコンディションがどん底まで落ちて「何やってんだか…」と。
折角チャンピオンクラスのエントリーして日本の強豪相手にどこまで通用するかを試したかったのにどん底に落ちてしまった🥲
メンタルも若干落ち込み気味で食生活も体重も乱れ「もう諦め🤦♂️」状態になる事もしばしば。
幸い、レース週のゴリパでどん底を脱出(した気がしていただけ)水木金と乗るべきか悩んだが下手に疲労を溜めるよりかはガッツリ休むべきだと判断してフルレスト3連続。今考えると正直休み過ぎた感が否めない。
そんなメチャクチャなコンディションで戦いました。
しくじり先生的な感じで今回のnoteをご覧ください。
「俺みたいになるな!」
8月26日(前日)
いつも通り4時起床。本来であればレース前メニューの刺激入れとしてカンチェラーラ監修のメニューをやるのだがなんやかんやありまして出来ず。
出発前わずかな時間でZWIFTすら起動せずにアウタートップでのスプリントを
5回。ケイデンス150位(体感)でぶん回した。
「うーん、休み過ぎたかな?(正解)」
フルレストって本当に難しい。
そんなこんなでいざ、乗鞍へ。
中央道タソ渋滞を抜けて松本IC→下道→山道(毎回思うけどよくここに道通したよなぁと思う)で乗鞍観光センターに到着!
日差しがキツいほどの快晴で外にいるだけで体力を奪われそうだったのでブース周りも早々にして引き上げてお宿へ。
宿の風呂に体重計があったので恐る恐る…
「56.6kg」
四捨五入したら57kgやん。やる気あるんか。
もう自暴自棄といってもいいくらい頭も身体も心もぐちゃぐちゃになっていたけど
来たからには戦うしかないと思った。21時ごろに就寝。
8月27日(当日)
2時起床。雷?かなにかで外がザワザワしておりよく眠れなかった😕
温泉に浸かり、深部体温を高める。
朝ごはんは宿に用意していただいたおにぎり3つ(ありがとうございます🙇♂️)
ボトルにはACTIVIKEスピードウォーターをいれるし空腹じゃなければいい。
ちなみにサプリメント類はこちら💁
・カルノパワー(前日夜)
・ミトロング-V(前日夜)
・ACTIVIKEスピードウォーター(500ml)
・ミトロング-Vプレミアム(レース30分前)
・メダリスト9000(レース30分前)前日のブースで安かった。
レースプラン
出来るだけツキイチ。(理想は三本滝通過後のリフト区間まで)
周囲は格上でありながら自分は滅茶苦茶コンディション。とても展開できる力はないので周りに合わせて着いていく作戦(というのか?)
後々ここでレースを展開できるだけの力をつけねばならぬ。
「次元が違う」って表現よくするけどいつかは自分もその次元にいないとね。
スタート前
チャンピオンクラスのスタート時刻は6時25分。
5時頃からゆっくりアップ開始。
観光センター近辺の坂を色んなケイデンスで往復。
「あ、これダメなやつだ」
脚は重いし、スムーズに回しにくい。
わかっちゃいたけど高地効果でパワー出ないわ息は上がるわ。
「いいよ、どん底で頑張るよ」
自暴自棄ではないが半分投げやりである。よくないぞそういうの。
6時頃にアップを済ませてスタート地点へ。
NICOメンのHONDAチャンプ、shoichiさん、
MARKEN社のコーヤマさんとご挨拶🤝
周りを見ると有名選手が沢山!さすが乗鞍だ。
多くの不安を抱えてスタートの号砲が鳴った。
スタート
HONDAさんと横に並び、集団中盤位でスタート。
100人を超える大集団が固まりながらコースを駆け上がる。
サイコンをチラ見するとこの時点ですでに300w超えを連発してる。
意識的にペースを緩めつつも前から離されないように。少しでも長く集団に留まるために。遠くで天照の選手が飛び出してるなぁと思いつつ。
乗鞍はお世辞にも路面状態がいいとはいえないので亀裂が入っている路面を走らなければならない事もある。
動画をご覧になればわかるが既に上体がブレてキツくなっているのがよくわかる。
コーヤマさんも触れているが三本滝までは緩斜面とはいいつつコーナーの度にそれなりのインターバルがかかる。知らない間に脚を使っているイヤーなコース😨
この次のコーナー内側で落車発生。私は外側にいたので影響はなかった。
「このままだと三本滝もキツイかもなぁ」
心拍は180後半キープ。カフェインのおかげか、息はまだ大丈夫そうだが踏めなくなってきた。脚が「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ってなる感じ(伝われ)がきており、ダンシングで騙し騙し進むもコーナーの度におきるインターバルにゴリゴリ削られる。
「そりゃそうだよな」
そりゃそうだ(2回目)乗鞍に調子を合わせてきた選手がほとんどの中、どう考えても
コンディション不良、自脚不足の私が魔界大戦争に立ち向かえるわけが無いのである。
「ぷつん」
三本滝少し手前で集団ドロップと同時に集中の糸も切れた。
後方から先ほどの落車に巻き込まれた何名かの選手が上がってきた。そこだけはなんとか喰らいつき、三本滝の給水ポイントを通過。
通過後にその集団からもドロップ。私の乗鞍ヒルクライムはほぼ終わったようなものである。
三本滝通過
ここからは正直言って全く楽しくなかった。
早く終わりたいが早く終わらすためにはもっと踏まなきゃいけない。でも踏める脚がない。
ほとんどゾンビ走法でコーナーをパスし続けると前から見覚えのあるNICOが。
そう、HONDAさんである。彼もWatopiaとリアルレースの違い(踏み方?)に難儀しており、ドロップしたとのこと。
ここからはHONDAさんと一緒にフィニッシュを目指すことに。
特段ローテをするわけでもなく、でも淡々と一定の距離を保ちつつ共に走る。
こういう時に同じチームってのはいいよね☺️
位ヶ原通過
フィニッシュエリアの道路が見える。
「あそこまで行くのか…」2人で絶句しつつなんだかんだ突き進む。
疲労が少し回復したのか、ペースを僅かに上げることができた。この辺りから集団からドロップした選手や後から出走した年別の選手と合流しつつフィニッシュを目指した。もう諦めがついているのでほぼサイクリング状態である。
去年は霧でまともに景色が見れなかったが、今年は快晴of快晴。最高の景色を堪能しつつ突き進んだ。
フィニッシュ
フィニッシュまであと3km。早く終わってくれ。8月の頭からやり直させてくれ(無理です)とネガティブな思考をしつつ淡々とこなしてフィニッシュ。
反省点しか思いつかない😓
自分の体調管理もそうだがやはり自脚が足りない。
強豪選手とやり合うには圧倒的に自脚が足りない。
でもいいよね、自転車で生活はしていないし(生活の一部ではある)あくまでも趣味の一環でレースに出てますから。同じようなことを繰り返さなければいいのです。
フィニッシュ後にZWIFTでお世話になっているMARKEN社員など色んな方とお話ししてそう思った。
逆にいうとドン底で本番を迎えていい経験が出来たんじゃないか。
ZWIFTならレースで千切れたら途中でリタイアして新しいイベントに参加すれば良いが(千切れたらリタイアってそんな事ほとんどしたことない。千切れても最後まで走り切りますよ自分。)リアルレースではそうもいかない。また1年後である。
反省点
・体調管理が甘かった
・L5近辺のインターバル耐性がなかった
・途中からネガティブな思考になってしまったこと
・投げやり状態で挑んだこと
次戦に向けて
次戦は今シーズン最終戦「箱根ヒルクライム」年代別で出走します。
(追記:10月29日の富士山ヒルクライムが本当の最終戦になりました)
ヒルクライマーの聖地とも言われる乗鞍で最高のパフォーマンスを発揮できなかった事は残念だが、終わったことはしょうがない。反省はするが引きづらない。
10月まで少ししかないが、丁寧に積み重ねていく。幸いにして身体の方は調子が良かった頃のパフォーマンスを覚えているので(マッスルメモリーでしたっけ)あとはそれを呼び覚ませるのが9月のねらい。練習ルーティンは変えません。
趣味であってもやるからには全力で頑張りたい。もちろん常に上向きにレベルアップしていくとは限らないし、今回は「たまたま」悪い時が乗鞍当日だったってワケ。最高の景色も見れたし、いいじゃない。
さぁポジティブに箱根に突き進むよ!NICO NICOでいきましょう😊
勝手な宣伝コーナー
今回実際に初めてご挨拶させていただいたコーヤマさん。
ブログを執筆されているのですがまぁ面白いこと!あと滅茶苦茶食べる。
トレーニングの事や栄養の事などかなーり面白く執筆されているので
(MARKEN社員は皆様見てるかと思いますが)こちらよりぜひ。
では皆様箱根でお会いしましょう。
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