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ブラックリーグ第6戦 Watopia東西対抗戦 27位

時は2023年12月30日

(この話はフィクションです。たぶん。)

世は年末年始。

「今年一年あっという間だったな」

そう誰もが口癖のように話す時期。
親戚一同集まって美味しいもの食べたりどこかに旅行に行ったり、
ただ年が変わるだけではあるが何となく「特別感」を感じている世の中。

もちろん「あの」企業も。

移動手段が「自転車」のみのパラレルワールド「Watopia」。
そこは道路が自転車の為だけに敷かれており、車は存在しない。
走れば走るほど溜まる「ドロップ」を通貨として用い、
2020年頃に急発展した国家である。

そんなWatopiaで一大勢力として君臨する「MARKEN社」。
従業員数1399名(執筆時)「FTPの総合商社」として黒A人材の育成、通信事業、
イベント企画、食品製造、火力発電事業、バナナ栽培…etc.
大企業ならではの幅広い事業でこの国を「ほぼ」支配している。

しかし、大企業ゆえに派閥争いも激しいらしい。
部署毎もバチバチらしいが大きな派閥は2つ。
1つは代表取締役社長「K.Matsuki」率いる「西日本軍」。
圧倒的資本力を用いて水中トンネルを掘り、山への移動を効率化した実績を持つ。さらには最近Watopia市街地を綺麗にカラフルに彩ったのも西日本軍である。

社長はカラフルなのがお好き(噂)



もう1つは取締役専務執行役員「M.Iwakawa」率いる「東日本軍」。
広大かつド平坦で愛され続ける「Tempus Fuget」をBot勢力を駆使して渦中に収めた。ちなみにBotの名前は全て専務が付けたらしい。

ロボは専務が徹夜で作った(噂)



両軍は現在新規事業の事業地争いをしている。
ある日、政府が「ステアリング体験MTBパーク」として
管理・使用していた「Titans Grove」地域が破格の値段で売りに出された。
「Titans Grove」は水中トンネル区間とTempus Fugetの間に位置する地域。
この地域を手にした軍は今後の事業拡大を一歩リードすることが出来るだろう。

どうやら温泉を軸にした観光事業を視野に入れているらしい。

そんな中2人が黙っているわけもなく、
年末年始でどちらが購入権利を得るか勝負することに決めた。
話し合い?プレゼン?はたまたお金…?
いやいや、お互いの郷土愛をかけた「走り」で争うのである。
2人はすぐにそれぞれの部下を招集し、綿密な作戦を立て合戦当日に備えた。

これが年末年始特別編「東西対抗戦」の始まりであった…。

概要

(ここから通常モードです)
今回は特別編ということもあり、ルールが少し特殊なので詳しくは専務のnoteをご確認ください。レースはいつもの様に私の視点からレポートをお届けします。

順位:27位
AvePower:249W
AveHRT:170bpm

体重測定

57.3kg なかなかいい体重。

レーススタート

マッスルスタートですよ byスケさん

今大会は特別戦という事でいつものウォーミングアップスタートではなく、マスドスタート。ワークアウトを使って入念なウォーミングアップ。
10分前に招集場所に到着し、
監督の指示をボイチャで聞きながらスタートコールを待つ。

「よーーーーーーーーい、どーーーーーん!」(みたいな感じ)

両者一斉に7倍ほどでかっ飛んでいく。私の密かな作戦はこうだ。

「裏Titanで一気にかける」

ど平坦スプリントは流石に勝ち目が無いし、表TitanはHONDAチャンプやたたみす兄貴等、有力勢がじわじわ上げると予想。つまり自分が輝けるのは1分少々の裏Titanだけ。その為とにかくセーブしながら進む。

集団後方はまだ慣れないので真ん中らへん。

最初のセグメントは東軍のランボルギーニ、ヤマブさんがV12エンジンをアフターファイヤーしながらガツンと加速。それに伴い集団のペースも一気に上がる。
縦伸びしつつも牽制状態が続く。そして2つ目のセグメント「表Titan」へ突入。
予想通り総合上位勢がペースをカチアゲ。集団が分裂し、ポイント獲得圏内の50人規模まで絞られてラインを通過。私は無理せずツキイチで通過。

表Titan 3:49:7


アップダウン区間での削りあい

50位以内重要だよ by社長

細かい逃げがちょこちょこ発生し、それを追う形でペースが上がったり下がったり。目視ではEASTが有利か…?
アップダウンを終えて砂漠に突入する時、東軍2名、西軍2名の有力勢が飛び出してちょっとしたTTTに。集団も容認しつつも先頭は6倍〜7倍で踏み込み生き物のように砂漠を突き進む。

実はこの辺ちょっとキツかった🥲
砂漠のスプリント通過。9:00:8

ここはアイテムを持っていなかったので置いていかれない程度に踏み続け、
いよいよ来る裏Titanの登りに備える。

勝負の裏Titan

勝負所が迫ってきた。セグメントまでは細かいアップダウンが続く為、集団の後ろに位置しつつも絶対に千切れてはならない。HONDAチャンプもおそらくここで狙うと見越し、ガッッッッツリマーク。アイテムはドラフティングブースト。エアロが欲しかったがまあいいだろう。脚はまだ大丈夫。心拍もイケる。
セグメントスタート地点のグリーンラインが見えた。行くよ!

集団後方から600W位で思い切り踏み込み、駆け上がる。集団から飛び出す。

イヤホンからイケボの監督から

「そのまま逝っちゃおう、そのまま逝っちゃおう」

左コーナーを通過し、残しておいたドラフティングブーストを使ってさらに追い込みをかける。ぐ…キツい!!攣りそうな感じはないけど脚がぐわぁぁぁってキタ(伝われ)後ろからはKNT店長、HONDAチャンプが迫る。ライン通過まで脚は保つのか…??ほとんど残っていない脚から力を捻出し、KNT店長にパスされた後に通過。レース後に判明したが60秒9.37倍で久しぶりの更新。

裏Titan 1:22:9暫定だけど2位!

ダウンヒルは単独先頭ご爆走される高杉ニキを除き、集団で一塊りとなって。
集団は逃げを容認したのか、しばしの休憩時間に。

ここもギリギリだったけど最後まで生き残らないと勿体無いでしょ!

水中トンネルの登り、ダートの登りで少しペースが上がるものの決定打は生まれず。ここまできたら1桁順位は無理でも20位以内には入りたい。

ラスト1km
早駆けするzwifterについていく流れでゴールスプリントへ。
私もライン通過後にドラフティングブーストを使いながら流れ込む!流れ込む!

左脚「ピキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」

おいいいいいい😇😇😇

脚攣りしつつ9倍位でヘナヘナスプリント。
先頭から少し離れて27位フィニッシュ。

高杉ニキの5.5倍ってなんですか?!!!
温存とガチ踏みをしっかり分けたメリハリのあるグラフ。


まとめ

今回はチーム戦ということで何かしらの形で貢献するのが目標だった。
しっかり計画と目標を立てて、実現するために集団の動きをよく把握して
踏むべき場所でしっかり踏んで仕事をこなせたのはよかった。(執筆時)
最後のゴールスプリントはポイント圏内に入れなかったものの、
何だか清々しく終われた。(特に前週はアレだったので…😇)

いつものブラックリーグでバッチバチのボッコボコにするもされるも楽しいけど
チーム戦ならではの楽しさを感じた良いレースだった。
年明けは部署対抗レースがあるのでまたそこでは一仕事頑張ろうと思う。

MARKEN社の皆様、本年度もお世話になりました。
来年度もよろしくお願いします!

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