# これはなに?
探しものをしていたら、昨年の今頃に通っていた東京理科大学 MOT入門コースの最終講義で提出した課題レポートが出てきた。最終講義でのお題は最終回らしく(?)『私の目指したい技術経営者』であった。久しぶりに読んだ今も変わらずに同じ考えなので、備忘代わりにここに残しておこうと思う。
# 過去の提出課題
以下に原文(誤字や体裁のみ修正)を載せる。
お題的に経営者になる前提だが、特段、経営者になりたいという強いモチベーションがあるわけでもない。ただマネジメントをしていく上でもこうした視点はとても大事だなとは思っている。
# ロマンとソロバン
この言葉を知ったのは宮本喜一さんという方が書いた同名の本を読んでである。
中身はマツダのエンジン(高効率レシプロエンジン = SKYACTIV)開発ストーリーで、その開発過程での苦労は身につまされるものが多く面白かった。ただ、それよりなにより印象深く残ったのは、この本の題名である「ロマンとソロバン」というワードだった。あぁ、これだよな、と。会社内で対立するのはいつもこの構図なのだな、と。どうしてもソロバンが強くなりがちだけど、高次で両方を成り立たせないといかんよな、と。その頃の想いが上記のレポートに現れたとも言える。
# おわりに
『真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設』
これは最も好きな設立趣意書であるSONYの設立趣意書の中の一文。こうした想いを持ったまま全体の舵取りをバランス良くできるようになっていきたいなあ。
っていうはなし。