税務署からのお知らせ【未払い税金のお知らせ】という詐欺メールが来た話
朝起きると、メールアドレス宛に
「税務署からのお知らせ【未払い税金のお知らせ】」
というメールが届いていました。
メールの到着時刻は、早朝3︰57。
メールの内容は下の通り。
「国税庁はずいぶん朝の早い時間に督促するんだな」と思った。
いやいや、そもそも税金はちゃんと払っているので心当たりがない。
メール内のURLの部分にはリンクが埋め込まれており、表示されているURLとは違うURLに誘導されるものと思われます。
※スパムやウイルスが怖いので、リンクを直接クリックしていません。
ちなみに、メールに表記されている、
「 https://www.nta.go.jp/payment/e-tax/ 」
のURLをコピペしてアクセスすると、国税局のホームページには行きますが、「指定されたページを表示できませんでした」
と表示されます。
e-Tax利用者であることをなぜ知っているのか?
私は確定申告を2年前から「e-Tax」で申告するようになりました。
今回のスパムメールが届いたメールアドレスが、申告の際に使ったメールアドレスなので一瞬信じてしまいそうになりました。
日本全国民の中で「e-Tax」を使っている人の割合は多くはないと思うのでピンポイントでこの偽督促メールを送ってきたことは少々気にかかります。
どこかで名簿が流出しているなどの問題が発生していなければいいのですが…。
ツッコミどころ満載のスパムメールでした。
そもそも税金の督促は、メールではなく書面で行われるものです。
【参考】https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/tsusoku/03/02/37.htm
もしくは、脱税なんかしている人にはマルサの方々がガサ入れしてくると思います。
今回のような国税庁を語る詐欺メールに対して、国税庁も注意喚起しています。
「不審なショートメッセージやメールにご注意ください」
https://www.nta.go.jp/data/040721_03jouhou.pdf
なので、結論としては無視してOKということです。
税金が50,000円ちょうどっていうのも笑えます。
そもそも今回送られてきたメールには不可解なことばかり。
日本語には馴染みのない漢字も使われていたりもします。
「あなたの所得稅」
「売掛金などの值権など」
「法律により計算した客勛 について」
などです。
「法律により計算した客勛 について」ってなんですか(笑)
読めない漢字があると恥ずかしくなってすぐに調べてしまうタイプの私なので検索してみたところ、同様の「詐欺督促メール」を受け取った方が、私と同じように「これなんて読むの?」と発言されていました。
このスパムメールを送ってきているのは中国系なのか?と勘ぐってしまいますが、正誤はわかりません。
とりあえず同じようなメールを受け取った方は、ほぼ完全にスパムメールなので気にされなくて大丈夫だと思います。
ちなみに、URLはクリックしないのが鉄則です。勢いでクリックしないように気をつけてくださいね。
以上、「スパムメールを受け取ったよ!」のお話でした。
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