二枚看板を失った今
まずは自己紹介からですよね。はじめまして、BrewersファンのKenmと申します。現在自分は休暇中で暇な時間が多いということもあり、且つBrewersに関することを広めていきたいという思いでnoteを書き始めた次第です。自分は2019年頃からファンになり始め、まだまだ歴は浅いですが以後変わらず応援し続けています。
二枚看板とは
ご存じの多い方がいらっしゃると思いますが、Corbin Burnes&Brandon Woodruffのことで、お二方が'20から3年間で稼いだfWARは29.9と短いようで長いようでBrewersを支えてくれました。さらに'21年シーズンからは当時25歳のFreddy Peraltaが本格的に先発として起用され先発三本柱を形成するまでになりました。(3人共に健康でいれたシーズンは'21年のみ😢)。'20年から投手力を武器に勝ち抜いてきたBrewersでしたが、昨年オフにBurnesがトレードされ、はたまたWoodruffが今季全休で一時はノンテンダーされたということもあり再建モードに移るのではないかと噂されていました。しかしWoodruffと2年$17.5Mで再契約し今季のBrewersの戦いぶりが気になった方も多いかと思います(←え、本当に?)。
前評判を覆す今季の戦いぶり
オフに大補強でもあるRhys Hoskinsを獲得しましたが悲惨な先発デプスということもありBrewersを下位予想にされたMLBファンは少なくないはず。
しかし蓋を開けてみれば75勝54敗(日本時間8/25)、地区では2位のCubsに10G以上差をつけて今季もトップに立っています。また、得失点差+112はDodgers,Yankeesに次ぐ3位で投打のバランスが際立っているとも言えるでしょう。
現状の先発デプス
今季は打のブルワーズとも言われている通りチームのwRC+は107と平均以上。Jackson Chourioをはじめ、ルーキーたちのメジャーレベルへの適応能力の高さ、中軸を担うWilliam ContrerasやWilly Adamesも平均以上の打力を見せています。リリーフ陣では特にBryan HudsonやJared Koenigを改造させ、平均以上のパフォーマンスを維持し続けています。問題の先発ですが、個人的にキーマンに挙げていたDL HallやRobert Gasserは序盤からIL入りするなどそもそも先発が足りない事態に。その中で足りないローテをブルペンと打線で補うという非常に器用なチームであるとも言えるでしょう。と言いたいところですがTDL以降、悲惨だった先発デプスも明るみが出てきたところでしょうか、計算できるPeraltaやReaに加え、ルーキーのTobias Myersはもはやエース扱い。さらにTDLで補強したFrankie Montasがバウンスバックしつつあるのです。
移籍後のMontasのStats↓
現在上記のようなローテを組んでいて防御率は3.45と本当によくやってくれています。変化球主体&GB系のピッチャーが多くFIPが高めになってしまうのはやむを得ませんが、PeraltaやReaの被弾数はいずれも20本以上と多めです。それでも失点数511はMLB3位なのでソロが多く3ランやグランドスラムは極力抑えているようです。ただPSでは1点でさえも命取りになるのでこのローテでNLを勝ち上がれるかは正直不安ですよね(そろそろPSで1勝ぐらいしなさい💢)。
余談ですが、Myersは過去に現RaysのJunior Camineroとトレードをされています。これからお互いWin-Winな活躍をして欲しいと思います。
さいごに
現在、Brewersのnoteを書かれている方はお二方(a.na.nさん・ジョルノさん)もいらっしゃるので自分は超不定期で活動していきたいと思っています。
ご覧いただきありがとうございました!