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住む場所を転々としていた少年の話

彼の生まれはオハイオ州アクロン市。

アクロン市の治安は決していいとは言えず、
路上には黒人が座り込み、
ホームレスや失業者が多く、
車を止めていると襲われてしまう程だった。

家は母子家庭。
彼は父親を知らずに育った。

生活は貧しく、
低所得者用のアパートの家賃さえ払えず追い出されたことが何度かあり、住む場所を転々としていた。

そこで、
当時、バスケットとアメフトをしていた彼は
バスケットのコーチの家に居候させてもらうことになる。

新しい環境でバスケに集中するようになり、
技術が格段に向上。

アマチュアの大会で頭角を現す。

高校に進学すると1年目からエースになり、
チームの全勝優勝に大きく貢献。

2年目もチームの2連覇に貢献。
自身の成績もさらに伸ばした。
彼の評判はすぐに広まり、全国区のプレイヤーとなった。
この頃からNBAのスカウト陣の注目を集めるようになる。

高校3年目、
チームは3連覇を逃したものの、彼は個人成績をさらに伸ばし年間最優秀選手に輝いた。
また、ボクシング雑誌の表紙を飾った。これは高校生としては異例のことだった。

4年目、
個人成績をさらに伸ばし2年連続の年間最優秀選手に輝き、チームの優勝に貢献した。

高校卒業後は大学ではなくプロ入りを志望。
18歳の若さでNBA入り。

プロ入りから17年経った現在も
彼の活躍は絶えることなく続いており、アスリート長者番付にも名を連ねている。

彼の名前は

レブロン・ジェームズ

以上、「住む場所を転々としていた少年の話」でした。

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