見出し画像

健康経営優良法人認定と銀の認定、別々に進めるべき?同時に進めるべき?

このnoteは、東京都内で健康経営優良法人認定に取り組みたい中小企業のためのハウツー記事です。

5回目になります。

1.「健康経営優良法人認定と銀の認定、別々に進めるべき?同時に進めるべき?」

こちらが本日のテーマです。

健康経営優良法人認定は東京の企業の場合、銀の認定を取っていないと健康経営の認定はもらえませんが

銀の認定の取り組みを進めながら、同時進行で健康経営優良法人認定にも取り組むことは可能です。

ただ、同時進行にすることで

会社の業務に支障がないか?
そこに人員を割り振れる余裕があるか?

などが現実問題としての「可能・不可能」が分かれてくるかもしれません。

同時に進めるメリット
・早く認定がもらえる
・一気に社内の健康環境を作れる

同時に進めるデメリット
・人員に余裕があるか、専任の担当がいないと大変
・業務以外で忙しくなり従業員に負担がかかる

2.実際のスケジュール感

①銀の認定の場合

銀の認定のスケジュールは、協会けんぽだと、サイトにアップされています。

協会けんぽ 東京支部

サイトはこちらから↓

こんな感じでスケジュールが出てきます。2023年のものなので、今年はこのスケジュールです。

協会けんぽ 東京支部

ご覧いただくと

「実施結果レポート受領日」によって、「承認・認定予定日」が変わっていますね。

銀の認定では、取り組んだ内容をレポートにして提出する必要があります。

このレポートを提出した約1ヶ月後に、認定の可否、結果がわかります。

②健康経営優良法人認定の場合

経済産業省 健康経営


こちらは昨年度の日程です。

8/22〜10/21 の約2ヶ月の間に各企業が一斉に申請を提出することになります。

そして認定されるのは翌年3月となります。

全国の企業が一斉に提出するので、結果がわかるまで多少時間がかかります。

詳細こちら

ちなみに、今年の健康経営の申請期間はまだ出ていません。

7月には発表されると思いますので、経済産業省のホームページか

日経新聞のこちら「ACTION!健康経営」というサイトをチェックしておくことをお勧めします。


よって、

健康経営優良法人の認定申請に間に合うように、銀の認定を取得すれば大丈夫です。

スケジュールを確認し、しっかりと計画的に進めましょう。

3.同時進行のポイント

この2つの認定は、内容が被っているところと被っていないところがあります。

健康経営優良法人認定の方が、取り組み内容が多いので、被っていなところだけ、別途同時に準備すれば大丈夫です。

銀の認定は今のところ例年大きな変化はありません。

健康経営優良法人認定は毎年少しずつ変わりますが、基本的なことはさほど変化していません。

ただし過信しないよう注意⚠️

セミナーなどに参加して、情報収集をしておいた方が良いでしょう。

健康経営の過去の申請書はサンプルとして経済産業省のホームページに載っております。

そちらを参考に準備しましょう。

受験の「過去問」みたいなものです。

↓赤丸が1番最近の2022年のものです。

経済産業省 健康経営関連資料・データ


こちらのリンクからご覧ください。

同時に取得しないにしても、こちらも目を通して、取り組みもしておくことをお勧めします。

4.まとめ

それぞれの企業によって状況が異なるので、時間を短縮して同時進行に進めるのが良いか、時間をかけてそれぞれ進める方が良いのか、を決めた方がいいと思います。

専門の担当者さんがいて、業務に支障をきたさないのであれば同時進行で行っても良いと思います。

人員的に難しい場合はじっくり取り組んでも良いと思いますね。

とにかく何よりも「やる」「続ける」ことが大切ですから。


■無料相談やってます

お気軽にお問い合わせください

BodyVoice株式会社
代表取締役
健康経営エキスパートアドバイザー
五十嵐めぐみ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?