【設問⑥】健康づくり担当者を決める
BodyVoice株式会社 健康経営エキスパートアドバイザーの五十嵐です。このnoteは、東京都内で健康経営優良法人認定に取り組みたい中小企業のためのハウツー記事です。今回は7回目です。
今回からは、保険者が実施する「健康企業宣言」に参加した後、銀の認定を取得するための具体的な方法の解説に入ります。
1,健康づくり担当者を決める
健康経営や銀の認定に取り組む時、初めにやるべきことがあります。
それは「健康づくりの担当者を決めること」です。
実はこれは銀の認定への取組、【項目6】にあたります。
担当者を中心に社内の健康づくりを進めていくと、スムーズにいきます。
ちなみに担当者は複数人いると、業務が分担できるので負担が減るというのもありますが、社内健康づくりの活性化にもつながります。
ただ、従業員数にもよるかと思いますので、自社の状況に合わせて担当者を決めましょう。
2,準備すること
担当者が決まったら準備することは2つあります。
①【実績説明シート】の「記載欄」に必要事項を記入
②【提出資料】を確認し、準備する
①【実績説明シート】について
【実績説明シート】とはこちらのことです。
このシートを【実績説明シート】と言います。
【実績説明シート】は協会けんぽ東京支部のサイトですと、こちらにあります。
↓
シートの
□状況
□レポート
を記入しましょう。
②【提出資料】を確認し、準備する
【提出資料】は、実績説明シートの「記載欄」の丁度真上に書いてあります。
銀の認定を受けるにあたり、保険者に提出する資料が各項目ごとに必要になります。
保険者は企業の取り組みを実際全て見れないので、【実績説明シート】と【提出資料】を見て判断するそうです。
つまり取り組んだ「証拠」を提出する必要がある、ということです。
この項目では記載の通り、下記のいずれかを【実績説明シート】と共に提出します。
・健康づくり担当者がわかる資料(議事録・任命書・メールなど)
・健康づくり担当者や推進チームの体制図など
弊社ではホームページに健康経営の推進ページを作成しているので、こちらの必要部分を印刷して提出資料にする予定です。
参考までに…
(まだ作成途中でお恥ずかしいですが)
弊社と同じようにする必要はなく、
・会社独自の任命書をつくり、それをコピーして提出する
・回覧やメールにして全社員に周知したものをコピーして提出する
など、それぞれの企業でやりやすいように実施すると良いでしょう。
なお、事業所が複数ある場合や部署が複数ある場合などは、それぞれ担当者を置き、社内の体制図を作成しておくのも良いでしょう。
その場合、体制図のコピーを資料として提出するのも良いと思います。
*ただし、事業所が複数あり、それぞれ保険者の管轄が違う場合は、規模等にもよるようですが、別々で健康企業宣言を提出する必要があります。詳しくは各保険者に直接お尋ねください。
③注意点
提出資料を作成する際に、必ず日付をいれてください。
銀の認定は6か月以上会社の健康づくりを継続する必要がありますので、「6か月以上やった」という証拠が必要になります。
その為、他の項目でも、資料には、一つ一つの資料に日付を入れましょう。
これは大事なポイントです。
3,まとめ
まずは健康づくり担当者を決めるところからスターすると他の項目がスムーズに進みますので、【設問⑥】に取り組んでみてください。
提出資料に関しては、最初は何を提出するのか、どのようにまとめたらいいのか、など混乱するかもしれません。
その場合、各保険者に直接質問すると無料で教えてもらえますので、問い合わせてみてくださいね。
私もポイントや注意点と合わせながら、今後もこちらのnoteで、その都度解説していきます。
4,無料相談実施中
BodyVoice株式会社
代表取締役
健康経営エキスパートアドバイザー
五十嵐めぐみ
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