設問⑦従業員が健康づくりを話し合える場はありますか?
BodyVoice株式会社 健康経営エキスパートアドバイザーの五十嵐です。
このnoteは、東京都内で健康経営優良法人認定に取り組みたい中小企業のためのハウツー記事です。
今回は9回目です。
過去の記事は「東京の中小企業・健康経営優良認定法人への道」というマガジンを遡って読んでくださいね。
さて今回は、前回の記事を受けて、
銀の認定「健康企業宣言チェックシートの設問⑦『従業員が健康づくりを話し合える場はありますか?』」
に特化して解説します。
1.⑦従業員が健康づくり話し合える場はありますか?
採点基準に合わせた内容の取り組みを行い、その資料を準備して提出することになります。
「従業員が何かしらの会議で、健康づくりについて話す機会を作る」ことを社内で行います。
例えば
・社内ミーティングで「自分の健康維持増進」についてシェアする時間を毎回作る
・担当者による健康経営会議など、社員の健康に関する話し合いの機会を定期的に作る
などです。
ちなみに、個人的に数人と話したものではなく、会社の公式の話し合いである必要があります。
2.話し合いの例
私は1人企業なので、健康経営優良法人の認定は取得できませんが
先日、認定の申請にそった1人健康経営会議を実施しました。
このような会議は「銀の認定」を受ける際にも必要になりますし、どちらの認定にも役立ちます。
よって、銀の認定の後に、健康経営も認定を受けたい場合は、最初からそちらを想定して話し合いの内容を検討するのもオススメです。
健康経営認定と銀の認定で多少内容が異なるからです。
それぞれの認定に必要な様々なテーマで話し合い、その内容を次第や議事録を作成して、保存しておきましょう。
健康経営認定は資料の提出は必要ありませんが、調査が入ることもあるそうなので、必ず資料等を保存しておいてください。
では、私の議事録をご紹介しますね。
このような議事録は、銀の認定と同時に健康経営認定にも使えます(使えるように作成しました)。
2022年に開催された最新の健康経営優良法人認定の申請書の一部がこちらです。
2023年の申請書のサンプルは下記サイトの
健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)認定申請書【サンプル】
をご覧ください。
3.会議の注意点
銀の認定の実績説明シート「提出書類」に書いてあるように
・会議議事録
・会議の次第
・会議のメール
・周知文
などの提出が複数月分求められます。
書類を作成する際には、私が記載した議事録のように
・日付
・出席者
・健康作りについて話した内容
が含まれるようにしてください。
一回分ではなく、定期的に開催し、複数月分の資料を提出し、「定期的にやっている」ということを保険者にアピールしてください。
ただ、このような話し合いでは、健康に関する知識を持つスタッフがいれば、案を出しやすかったり、話が膨らんだりするかもしれませんが
社内に詳しい方がいない場合は、健康や疾病予防等に関する知識や情報がなく、そもそも良い案も出ません。
また、素人考えで作った施策だと、施策自体が間違っている可能性もあり、
間違った取り組みをしてしまうと、社内の健康づくりにつながらないこともあります。
その場合は外部委託を検討する方がいいかもしれません。
下記を参考に社内でもご検討いただくと良いかと思います。
4.まとめ
健康経営会議は銀の認定にも優良法人認定にも使えます。
しかし何より、健康作りについて社内で話し合う機会を持つということは、大変意義のあることです。
大きな変化はすぐに見られなくとも、継続すれば少しずつ社員の皆様の心に変化が現れるはずです。
5.無料相談やってます
BodyVoice株式会社では健康経営の初回無料相談を実施しています。
ご相談日程が決まりましたら、下記ヒアリングシートをお送りします。(複数ページあります)
必要事項をご記入の上、面談時にお持ちください。
当日こちらのシートを用いて、直接聞き取りさせていただくことも可能です。
東京の事業者様の場合は、オンライン・オフラインどちらでも可能です。
東京以外の都道府県のお客様はオフライン(zoom)が中心となりますが、近隣の方はご相談ください。
お問い合わせ先
BodyVoice株式会社
代表取締役 健康経営エキスパートアドバイザー
五十嵐めぐみ
東京都目黒区鷹番3-11-16 ルミエ学芸大学205
HP:https://www.bodyvoice-japan.com/
mail:kenkou@bodyvoice-japan.com
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