健康経営の取り組みを促進するもの・阻害するもの
公益社団法人 健康体力づくり事業財団 発行の「健康づくり」5月号では
「働き盛り世代のたばこ対策を進める」
という特集が組まれています。
近年、改正健康増進法の施行等により、喫煙や受動喫煙に関する対策が求められています。
それに関する特集です。
この記事の中に興味深い話が載っていました。
これは、実装科学に基づいて中小事業所への禁煙支援の届け方の開発、研究に取り組んでいる、国立がん対策研究行動科学研究所の島津太一氏の研究チームが行なっているインタビューとして紹介されていました。
こちら→ https://www.health-net.or.jp/syuppan/kenkozukuri/saishin_pdf/kenkozukuri202205.pdf
確かに本来「健康は自己責任」ですよね。
でも、社内の健康づくり・健康経営がうまく行っていないなら、ちょっと立ち止まって考えるタイミングなのかもしれません。
きちんと解決したいなら、対症療法的な付け焼き刃のやり方では解決しないので、事業主や担当者の思考パターンを見た方が解決は早くなります。
また、例えば
「自分はやりたくないし、やらないけど、社員にはやらせる」
という事業主の気持ちも、社員には伝わり、見抜かれるため、社員は動がないでしょうね。
事業主は社員に自分の潜在意識を投影するので、事業主にやる気がなければ、社員もやる気を出しません。
逆に引用したような社員や会社を大切にする思いがあれは、合わせ鏡のように、必ず少しずつでも取り組みが芽を出すはずです。
他人は自分の心の写し鏡なので、伝わるのです。
上手くいっている理由
上手くいっていない理由
必ずそれぞれにあります。
このように、色んな角度から客観的に見てみると、社内の健康づくりに関しても、見えてくるものがあるかもしれません。
また、健康経営エキスパートアドバイザーなど社外の視点は、こんな時に役に立つのかもしれません。
健康経営エキスパートアドバイザー
五十嵐めぐみ
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