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なぜ服装が大切なのか。 / メラビアンの法則

こんにちは!健太です。

今日は、私たちの生活に欠かせない”服装”がテーマです!

では、いきましょう!!

なぜ服装が大切か

みなさん、新しく買った服で出かける日は、何か特別な予定がなくてもいつもよりテンションが上がったり、ワクワクする!と感じた経験があるのではないでしょうか?

また、もしあなたが難病にかかっており、命を落とすかもしれないという状態だったとします。
そのときに、

ボロボロのTシャツで汚れた白衣を着ている医師と、真っ白なシャツにシワひとつない白衣を着た医師。

どちらに自分の担当をしてもらいたいでしょうか?

このように人は、

服装1つで行動や精神状態が変わり、

見た目で相手を判断しやすい生き物

なのです。笑

それぞれを証明する実験を紹介していきます。


スタンフォード監獄実験

まずは服装で行動や精神状態が変わることを示した実験です。

このスタンフォード監獄実験、もしかすると、みなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

スタンフォード監獄実験とは、1971年にアメリカのスタンフォード大学で心理学者フィリップ・ジンバルドーによって行われた実験です。

この実験では、新聞などで公募した男子学生を囚人役、看守役の二組に分け、それぞれの服装をさせて、検査や取り調べ、監視などが実際に行われました。

すると実験の日数を重ねる毎に、看守達はどんどん横暴になっていき、攻撃的、支配的な態度を取るようになりました。

また、囚人達も最初は反抗的な態度をとっていたものの、次第に無気力で服従的になり、身を守るためにうずくまるようになっていったそうです。

最終的に被験者達は非常に危険な状態におちいり、
2週間を予定していた当初の計画は大幅に短縮し
6日間で実験は打ち切られました。


極端な例ですが、この実験では

看守役の学生には看守服囚人役の学生には囚人服

を着させて、実際の監獄に環境を作ることによって、何の変哲もない学生達にそれぞれの立場を演じさせたのです。

このように、服装には来ている者の行動や精神状態を変えうる大きな力があるのです。


メラビアンの法則

次に、人が見た目で相手を判断しやすいということを示した実験です。

スタンフォード監獄実験はかなりヘヴィーな内容になってしまいましたが、メラビアンの実験は普通の内容なので安心して読んでください!笑

メラビアンの法則は1971年にカルフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授であったアルバート・メラビアンによって発表された法則です。

この実験は『言語』『聴覚』『視覚』が示す情報が矛盾する状況で表現された場合、受け手の方は3つのうちどれを一番重視するのかを調べるものでした。
結論から言うとコミュニケーションをとるときの言語・聴覚・視覚の情報が相手に与える影響の割合は下記のようになりました。

言語:7%  (話している内容)
聴覚:38%(話し方、声のトーンなど)

視覚:55%(表情や立ち振る舞い、見た目など)

(この数字からメラニアンの法則は別名「7-38-55ルール」とも呼ばれています。)

例えば”笑いながら叱る”とすると

笑う視覚情報(55%)の方が
叱る言語・聴覚情報(7+38=45%)
よりも、受け手側に与える影響が大きいということになります。
そのため、受け手側は叱られていると言う印象よりも笑っているという印象の方を強く受ける。ということです。


このように、人は視覚情報から最も大きな影響を受けます

視覚情報に分類される服装が大きな影響力を持つことがわかったのではないでしょうか。


まとめ

服装は着ている人自身の行動や精神状態に影響を与える。
また、人は視覚情報から最も大きい影響を受ける。

いかがだったでしょうか。服装が自分や周りに与える影響の大きさは思った以上に大きいようですね。笑

スタンフォード監獄実験の例などで、服装って怖い、、、って思われた方もいると思います。

ですが、怖がるのではなく

逆に利用してやりましょう!!

自分がいいと思う服を着るだけで、自信に溢れ、周りからの印象を上げることが出来るということですから。笑

あ、余談ですが、なので男性学生の方はオンライン面接などの時にちゃんとズボンを履いた方が自身の気持ちもビシッと決まり面接の通過率が上がるかもしれません。

ズボンを履いているかどうかは相手から見えないかもしれませんが、バレると厄介ですし笑

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!!😎



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