国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE)の試験をパスするために その10
30 歳の患者は有酸素運動プログラムを最近始めましたが、股関節前方と鼠径部の痛みを訴えています。最も可能性が高い診断は、______です。
ペルテス病
坐骨滑液包炎
腸脛靭帯症候群
腸恥滑液包炎
まずこの問題を解くには、ペルテス病という単語がキーになります。
ペルテス病とは
子どもの股関節の大腿骨の頭の部分への血行が何らかの原因で途絶され、骨の壊死(骨の細胞が死んでしまう)がおこり、骨の強度が極端に弱くなり、放置しておくとつぶれて骨に変形が生じてしまう病気
問題文の30 歳の患者と書いているので、ペルテス病というのは子供の病気なので、これは当てはまらない。
回答の3つを考えてみると、「股関節前方と鼠径部の痛み」の部位を考えてみると答えを導きやすい
ペルテス病
坐骨滑液包炎
腸脛靭帯症候群
腸恥滑液包炎
答えは、4の腸恥滑液包炎になります。
ペルテス病と痛みの部位をしっかりと考えれば解ける問題でした。
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