BackpackFESTAを終えて
BackpackFESTAが終わってからはや2日。今でもBackpackFESTAを締める最後の言葉が頭で鮮明に流れる。
今日があなたの再出発の日
この言葉を聞いた瞬間、BackpackFESTA という日本最大の旅イベントをやり遂げることができたという達成感と、もうTABIPPO2021 仙台支部のスタッフと1つの目標に向けてひたすら走り抜けることができないという悲しさが複雑に混じったなんとも言えない感覚に襲われた。
参加者に向けられたこの一言だったが、自分にも強く深く刺さった。
この日はTABIPPOでの1年の活動が終わる日であり、そして私にとって再出発の日でもあるんだなと感じた。
この1年間を振り返ると間違いなくTABIPPOでの活動は、私の中心にあった。
初めはコロナで暇だから時間つぶしに面白いことでもやるかという何とも浅はかな理由でTABIPPOを始めた。BackpackFESTAもTABIPPOに入ってから知ったし、ただただ面白そうだからというだけだった。でも、活動を続けていくうちに、遊びだけではなく学びも多いTABIPPOにどんどん惹きこまれていった。
特にタスクを割り振られて受動的にやるのではなく、裁量権を持って主体的に、そして当事者意識を持ってタスクをできる面白さ。即レスやリアクションの重要性。自己満足ではなく他のスタッフのために思いやるマインド。あげたらキリがないけど、TABIPPOっていうむっちゃクセの強い学生が集まるコミュニティにいたからこその発見は多くあったなって思う。
そして、TABIPPOの活動をしてきた中での一番の発見だったのは Be happy でいることだと思う。"Be happy" は TABIPPOの8つの行動指針の1つで、私が一番考えさせられた指針であった。TABIPPOでやるタスクは本当に精神的にも時間的にも大変なものが多くて、辛い時もあった。でも、学生支部のスタッフやTABIPPOの社員さんたちはネガティヴなことは言わず、明るく前向きに生き生きとしていた。そんな姿を見て、将来仕事に楽しさを感じるような社会人になるためにはどうしたらいいのかと真剣に考え、自分が幸せでいるためにはどうすればいいのか自分に問いかけをするようになった。
でも、まだ答えは見つかってない。
だけど、このまま普通に大学生活を送るだけでは見つけることはできないんじゃないかなって思う。だから、私は今から旅に出る。旅は今までの自分を変えてきたし、これからの自分を作り上げてくれるものだと信じているから。
今日が私の再出発の日。