【#052】創める(はじめる)
日野原重明先生に「年老いているということが、もし人が始めるという意味を忘却していなければ、本当に輝かしいことである」と言っています。
これは年齢的な問題ではありません。
癌でもその他の病気でも「始める」という言葉を再確認できます。
それも「始める」のではなく「創める」と言っています。
新しいいのちのを与えてもらった今と今まで生きて来た人生とは違います。だから「創める」なのです。
今までの人生でできなかったことを新しいいのちで「創める」のです。
人は2万2000個の遺伝子を両親からもらって生れて来ています。
でもその大部分はいままで使われてきていません。
今までできないと決めつけていたり、気が付かなかっただけです。
先ずは未知な自分の中から見つけて下さい。
これが「創める」ということです。