【#019】がんの告知を受けたときの心境
今回の私への癌告知は、最初に症状が出現して初診でCTスキャンまで検査したその日でした。
癌は明らかにあるようでした。
その日医師から私に告げられたのは
「明らかに癌です。浸潤しています。手術して、抗癌剤治療をします。」と宣告されました。
初めは驚きましたが、私の父が60才で膵臓癌で亡くなり、叔父達もほとんど癌で亡くなっていましたので、やはりと思いました。
それにしても、90才まで何もないと思っていた私にとっては、ちょっと早く来たなという気持ちになりました。
この段階で私がしっかりと覚悟できたのは、やはり医師として客観的に自分の症状を理解できたからだと思います。
一般の方なら気が動転して、何が何だか分からなくなってしまうと思います。
その日は他にも約束があり、それを済ませてから帰宅して、家内に今後の治療のスケジュールを話しました。
あとは私のクリニックの対策でした。