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【#017】 健幸の定義とは
では私が健幸の考え方に迷い始めて何をしたか。
先ず始めたのは様々な本を読み始めました。
それも実は健幸の科学的本ではなく、哲学、宗教学、歴史学など「生と死」についてあらゆるジャンルの本を読みました。
私の健幸外来を認めてくれた最初の医師の聖路加国際病院院長 日野原重明先生の「生き方上手」も、その頃出版されて読みました。
また私が高校時代に読破した私が最も尊敬する慶応義塾大学元塾長の小泉信三全集も再読しました。
こうして私の健幸外来としての健幸概念を迷いながら構築して行きました。
そしてようやく学会論文を発表することができましたが、当初はやれ哲学的、宗教的と言われ、横倉教とまで言われました。
そんな中、ある朝と突然、健幸の定義まで湧いてきました。
直ぐにメモしました。
それが「あらゆるものの感謝のできる心と身が健幸」という言葉でした。